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固定期間終了後は住宅ローンを借り換えないと損!おすすめの借り換え先は?

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固定期間終了後は住宅ローンを借り換えないと損!おすすめの借り換え先は?
住宅ローン金利
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簡単にまとめると

  • 固定期間終了後は自動的に変動金利になる
  • 手続きをすれば固定タイプを継続できる銀行もある
  • 借り換えのほうがお得になるケースも多いためメリットが大きいほうを選ぼう

住宅ローンの固定期間終了後は、基本的には変動金利へと自動的に移行します

しかし、選んだ金利プランによっては、固定期間終了後に金利が大きく上がってしまうことも

当ページでは住宅ローンの固定期間終了後の金利上昇への対策や、借り換えることで対策をする方法を紹介していきます。

  1. 固定期間終了後の金利タイプはどうなるの?
  2. 住宅ローンの固定期間終了後はどうしたらいいの?
  3. 固定期間終了後にお得に借り換えるためには?

上記のような疑問を抱いている人は、ぜひ当記事をチェックしてください。

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  • オフィス千日合同会社 代表社員 公認会計士 / 公認会計士中村岳広事務所

    監修者千日太郎

  • ファイナンシャルプランナー / ジョインコントラスト株式会社 代表取締役

    監修者白坂大介

  • 株式会社エイチームライフデザイン

    編集者イーデス編集部

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当初固定期間終了後は「変動金利」になる

一般的には、固定期間が終わったあとに手続きを行わなければ自動的に変動金利に移行します。

そのため、固定期間終了後に同じ金融機関で、変動金利以外を利用したい場合には金利変更の手続きが必要になります

金利変更の手続き方法

  • 手続きの場所は金融機関のWebサイトや電話から
  • 金利変更の手続きの受付日には期日があるため、期日内に手続きを行う
  • 所定の手数料が発生することがある

固定期間終了後に金利タイプを変更したい人は、受付の期日と併せて手数料の有無も金融機関のWebサイトなどで確認しましょう。

固定期間終了後は優遇幅が小さくなる

固定期間終了後も現在借り入れている金融機関を利用する場合、変動金利に移行するにしても固定期間を選び直すにしても、金利の優遇幅が小さくなるプランがあることに注意が必要です

多くの金融機関における金利優遇の期間には、「当初引下げ型」と「全期間引下げ型」の2パターンがあります。

そのうち「当初引下げ型」では、当初固定期間の満了後は金利の優遇幅が大幅に縮小します。

金利優遇幅の違い(例)
当初固定期間中の
最大優遇幅
固定期間終了後の
最大優遇幅
 ▲1.300%▲0.600%

そのため、金利が大幅に優遇される期間が過ぎれば、金利の引き下げ幅は小さくなり、住宅ローンに適用される金利が大幅に上がります

一見するとお得に住宅ローンを借りられると思うかもしれませんが、固定期間終了後は金利の優遇幅が小さくなり、金利が上がることで毎月の返済額が増える可能性があることを念頭に置きましょう。

固定期間終了後の金利上昇への対策

当初固定金利で固定期間が終了したあとは、金利が上がる可能性があります。

そうした金利上昇リスクに備えたい人は、自身の状況に合わせて下記のどちらかの対策を講じましょう。

固定期間終了後に向けた対策

  1. これから住宅ローンを借りる人
    固定期間終了後もお得な住宅ローンを選ぶ
  2. 今すでに住宅ローンを借りている
    固定期間終了後に住宅ローンを借り換える

ここからは、固定期間終了後の金利上昇への対策について詳しく説明します。

【これから借りる人】固定期間終了後もお得な住宅ローンを選ぶ

これから住宅ローンを借りる人は、固定期間終了後も優遇幅が大きい金融機関の住宅ローンを選択肢に入れましょう。

固定期間が終わってからも金利の優遇幅が大きければ、比較的低金利で住宅ローンを返済することが可能です

固定期間終了後も金利優遇幅が大きい金融機関は、下記が挙げられます。

固定期間終了後もお得な住宅ローン

  • りそな銀行
    「当初型・融資手数料型」
  • 三菱UFJ銀行
    「ぐんとうれしい住宅ローン」
  • 三井住友銀行
    「最初にぐぐっと引き下げプラン」

いずれの金融機関においても、固定期間終了後に店頭金利から引き下げられる優遇幅が大きく、ある程度の金利上昇を抑えることができます。

当初固定金利で住宅ローンを借りようと考えている場合は、当初固定金利だけではなく、固定期間終了後の金利の優遇幅を重視することが大切です。 

【既に借りている人】固定期間終了後に借り換える

すでに当初固定期間で住宅ローンを借りている人は、「住宅ローンの借り換え」を検討してみましょう。

低金利の住宅ローンに借り換えることができれば、固定期間終了後の金利よりも総返済額を抑えられる可能性があります。

ただし、住宅ローンを借り換える際は諸費用がかかります

諸費用も含めたトータルコストで比較検討しなければ、金利は低くなっても、総返済額が増えてしまうケースもあります。

そのため、固定期間終了後に住宅ローンを借り換える場合は、まずシミュレーションを行い、自分にとってお得な住宅ローンを探しましょう

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借り換えにおすすめの住宅ローン

最後に、金利タイプ別に借り換えにおすすめの住宅ローンを紹介します。

金利タイプ別に借り換えにおすすめの住宅ローン

固定期間の満了を迎えるタイミングで借り換えたい人は、ぜひ参考にしてください。

【変動金利】auじぶん銀行 住宅ローン

変動金利で借り換えたい場合は、auじぶん銀行の住宅ローンを検討してみてください。

auじぶん銀行の住宅ローンの特徴は、下記の2点です。

auじぶん銀行の住宅ローンの特徴

  • 変動金利が業界トップクラスの低金利
  • 「がん50%保障」「4疾病50%保障」「全疾病保障」「月次返済保障」が0円で付帯(がん50%保障団信プラン)

金利の低さだけでなく団信の保障内容も重視する場合は、auじぶん銀行の住宅ローンをぜひ候補に入れてみてください。

【10年固定】三菱UFJ銀行 住宅ローン

10年固定で借り換えたい場合は、三菱UFJ銀行の住宅ローンを視野に入れるとよいでしょう。

三菱UFJ銀行の住宅ローンの特徴は、下記の通りです。

三菱UFJ銀行の住宅ローンの特徴

  • 固定期間終了後も金利優遇幅が大きい
  • 当初10年間の金利も低めの水準
  • あと十数年で住宅ローンを払い終える
  • 固定期間終了後の優遇幅を重要視する

という人は、ぜひ三菱UFJ銀行の住宅ローンをチェックしてみてください。

まとめ

固定期間終了後は、変動金利に移行するか、手続きを行って固定期間を選び直すことができます。

しかし、固定期間終了後は金利の優遇幅が小さくなり、適用金利が上がってしまう住宅ローン商品もあります。

これから住宅ローンを借りる人は、固定期間終了後も優遇幅が大きい住宅ローンを選ぶようにしましょう。

また、すでに当初固定金利満了後に優遇幅が大幅に縮小する住宅ローンを借りている人は、固定期間が終了するタイミングで借り換えることも検討してみてください。

千日太郎

千日太郎 / オフィス千日合同会社 代表社員 公認会計士

【専門家の解説】

わたしが考えるに、住宅ローンの金利タイプはリスクの観点から2つに分けることができます。

✓金利変動リスクを自分が負う=変動金利
✓金利変動リスクを銀行が負う=固定金利

この考え方を当初固定金利に当てはめると、以下のような解釈になります。

✓予測しやすい前半期間は現在の金利水準で銀行が利ザヤを取れる金利で固定する。
✓予測困難な後半期間はその時になってから銀行が利ザヤを取れる金利とする。

金利変動リスクはどちらにあるかは明白ですね。住宅ローンを借りるわれわれの方です。

ですから、当初固定金利は名前こそ「固定」ですが、本質的には変動金利、しかも当初固定期間の金利は変動金利よりも高い設定になっているうえ、当初期間が終わるとさらに高い金利になるので、全期間にわたって借りるとなると銀行側に有利な変動金利です。

当初固定期間には金利の上昇リスクを回避できますが、それが終わった時点のリスクに対しては、わたしたちが自ら準備しておく必要があるのです。

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