• 2021.07.14

独身でマンションを購入するメリットや後悔しない住まいの選び方を解説!

執筆者: よしだゆき (ライター)
独身でマンションを買うメリットと後悔しない選び方

独身で賃貸に暮らしている場合、マンションを購入すべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

老後の家賃負担がなくなり、自分の家で安心して暮らせるのはマンションを購入する大きなメリットですよね。

一方で、

「いずれ手放すことになったら売れるか不安」
「住宅ローンをひとりで支払えるか不安」

という声もよく聞きます。

そこで本記事では、独身でマンションを購入するメリット・デメリットとマンション選びの際のポイントをご紹介します。

マンションの購入を考えている独身の方は参考にしてみてくださいね。

執筆・監修している専門家

執筆者

よしだゆき

ライター

元住宅情報誌編集者。 築35年の中古マンションをフルリノベして、 都内に暮らす住宅系フリーライター。 街歩き・再開発・タイルのおうちが好き。2児の母。

編集者

ナビナビ住宅ローン編集部

住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。

独身者の住宅購入の実態

最近では、独身でもマイホームを検討する人や購入する人が増えています。

住宅購入への関心に関するグラフ(全体)

30~59歳の独身者におこなった調査によると、「すでに住宅を購入している」と答えた人は15.6%、「具体的に購入を検討している」と答えた人は4.3%でした。

4人に1人は、住宅をすでに購入しているか具体的な検討をしているということが分かります。

また、男女別に見ると、以下のようになります。

すでに購入済 具体的に購入を検討中 いずれ検討したい 検討する予定はない その他
男性 18.6% 3.9% 17.1% 60.4% 0%
女性 10.4% 5.0% 16.9% 66.9% 0.7%

購入している割合は男性の方が多いですが、女性でも15.4%が購入済、または具体的に検討しているようです。

働く女性が増える中で、女性でも独身で家を買うという選択肢を前向きに検討する人が増えているのかもしれませんね。

独身での住宅購入が増えている理由

独身で住宅購入を検討する人が増えている背景にはなにがあるのでしょうか。

住宅購入に関心を持ったきっかけに関するグラフ

調査結果を見ても、高齢化が進み「人生100年時代」といわれるなかで「家賃を払い続けるのがもったいない」「老後に備えたい」という意識が背景にあると考えられます。

また、結婚をしないという選択をする人が増えており、独身向けのマンションも各社から分譲されているのも理由として考えられるでしょう。

独身でマンションを買っている人へのイメージは?

「これから結婚なども視野い入れているけど、マンションを買って資産を作りたい」という人の中には、もし周りから「結婚する気がないのでは?」などと思われることを心配している人もいるかもしれません。

ですが、独身でマンションを購入している人に対しては、比較的いいイメージを持つ人が多いようです。

グラフ:独身でマンションを購入している人への印象

※都内在住、20~20代の働く女性を対象に調査

こちらは独身でマンションを購入している男性に対する、女性からのイメージを聞いた調査になります。

ナビナビ住宅ローンの調査によると、マンションを購入している独身男性へのイメージは、「金銭的に余裕がある」「仕事ができそう」といった好意的なものが多く見られました。

グラフ:独身でマンションを購入している人のイメージ

ただし、戸建てを購入している男性に対しては、いい印象を持つ女性の割合が下がり、「実は離婚していそう」と感じる人が増えてしまうという結果もありますので、どんな物件を選ぶのかは注意が必要です。

独身でマンションを購入するメリット

独身でマンションを購入すると、老後の家賃負担が少ないということをはじめ、賃貸に住み続けるよりもよい点があります。

主なメリットとしては、以下のようなものが挙げられますよ。

独身でマンションを買う4つのメリット

それぞれ具体的に見てみましょう。

将来賃料を払わなくてよい

マンションを購入して、定年までに住宅ローンを完済すれば、老後に家賃の負担がないというメリットがあります。

賃貸に住み続ける場合、退職後に収入が減っても家賃を支払わなくてはいけません。

実際に、87歳まで生きるとして、賃貸で家賃を払い続ける場合と、35歳で住宅を購入した場合を比較してみましょう。

定年までの負担額 定年後の月負担
総負担額(35歳~87歳の間)
分譲マンション
(3000万円)
11.8万円/月 0円/月 3,520万円
賃貸(家賃6万円) 6万円/月 6万円/月 3,744万円

※購入時の年齢は35歳、ローンは25年固定、金利は年1.31パーセント、元利均等方式で試算

同じ賃貸に住み続けたとしたら、定年後も一定して月6万円の負担が続くことになります。

一方、住宅を購入した場合、定年までの月々の支払額は賃貸の場合よりも多くなるものの、定年後の負担は0円になります。

ただし、分譲マンションの場合は、ローンを完済したあとも管理費・修繕積立金は支払い続けなければいけないので、注意をしましょう。

また、今回の試算ではマンションを購入することで、総負担額も220万円ほど抑えることができています。

定年後だけでなく人生における支出を考えて、どちらがお得なのか比較してみるのも良いでしょう。

資産ができる

賃貸はいくら家賃を支払っても資産として残らないのに対し、マンションを購入すれば資産ができるというのもメリットです。

ローン返済後、何らかの理由で住まなくなったとしても、賃貸に出して家賃収入を得ることもできます。

また、シニアになったら、住んでいる住居を担保にして老後資金の融資を受ける「リバースモーゲージ」の制度を使うこともできるかもしれません。

将来住む場所に困ることがない

マンションを購入すれば、何歳になっても住む場所に困らないというメリットがあります。

「賃貸に住み続ければいい」と思われるかもしれませんが、実は定年後は賃貸入居審査に通りにくくなることがあるのです。

もし定年後に引っ越しが必要になった場合は、希望の物件に住めなかったり、住む場所がなかなか決まらなかったりする可能性もあります。

リノベーションできる

購入したマンションであれば、自由にリノベーションをできるのもメリットです。

状況に応じて間取りを変更したり、自分好みの壁紙にしたり、お気に入りの空間にできる楽しみがあります。

手を加えてはいけない賃貸にはないメリットですね。

独身でマンションを購入するデメリット

独身でマンションを購入するメリットを紹介しましたが、反対に以下のようなデメリットも存在します。

独身でマンションを買う4つのデメリット

人によっては賃貸に住み続けたほうがよい場合もあるので、チェックしておきましょう。

単身マンションは売却しづらい

単身でマンションを購入する人が増えているとはいえ、マンションを購入するのは圧倒的にファミリー層が多いです。

大切なのは、売却しやすい条件のマンションを選ぶこと。

駅からの距離や、人気エリアかどうか、管理体制はしっかりしているかどうかなどチェックしてから購入を検討するようにしましょう。

結婚などで家族構成が変わる可能性がある

現在は独身でも、結婚したり子供ができたりすると、せっかく購入した家を売らなければならないというデメリットがあります。

単身用のマンションは売却しづらいことがあるため、すぐに引っ越せない可能性も。

将来的に結婚を考えている場合は、そのときにマンションをどうするのか考えておくことが大切です。

転勤やライフスタイルの変化に柔軟に対応しづらい

結婚しない場合でも、転勤やライフスタイルの変化が生じることはあるでしょう。

マンションを購入した場合、転勤や会社の移転、老後に静かな場所に引っ越したいと思ったときなど、柔軟に対応できなくなる可能性があります。

自分のキャリアや将来住みたい場所のことも考え、家を購入するタイミングを決めるようにしましょう。

家賃補助を受けられなくなる

会社から家賃補助をもらっている場合は、マンションを購入すると補助が受けられなくなるというデメリットがあります。

家賃補助があるものとしてマネープランを立てているなら、再度検討が必要です。

家賃補助を受けながらお金を貯めて、マンションを購入するというのも賢い選択でしょう。

独身者がマンションを購入するときのポイント

独身でマンションを購入するのなら、いくつか気をつけたほうがよいポイントがあります。

「失敗した!」とならないように、ポイントを抑えておきましょう。

定年までに住宅ローンを完済する

1つ目のポイントは、定年までに住宅ローンを完済する計画を立てることです。

そのためには、返済期間を短く設定したり、繰り上げ返済を利用したりする必要があります。

今マンションを購入するか迷っているなら、なるべく若いうちに購入したほうが、老後の負担は軽減しますよ。

返済額が手取りの25%以内に抑える

2つ目のポイントは、返済額を手取り月収の20~25%以内に収まるようにすることです。

この範囲であれば、生活が苦しくなる可能性は低いといえます。

年収500万円の人が35年で住宅ローンを組むのなら、借り入れ額の目安は2,710万円、月々の返済額は80,500円になります。

※35年固定、元利均等で借りた場合(金利1.31%)

 

手取り月収

月返済額

借り入れ額の目安

年収500万円

32,2000円

80,500円

2710万円

手取り額参照:https://www.sakai-zeimu.jp/blog/archives/7051
金額計算:https://www.flat35.com/simulation/simu_01.html

家賃と同額程度の住宅ローンを組んでしまうと、維持費などがプラスされ、負担が増えてしまう可能性があるので注意が必要です。

借り入れ額が足りない場合は、頭金を増やして補いましょう。また、新築だけでなく中古マンションも視野に入れて検討しましょう

資産性が高い物件を選ぶ

3つ目のポイントは、資産性が高い物件を選ぶことです。

将来売却したり、賃貸に出して運用したりできるかどうかは物件選びにかかっています。

駅から近いかどうか、人気エリアかどうかなどをチェックし、資産性が高い物件を購入するようにしましょう。

維持費用がいくらかかるかチェックする

4つ目のポイントは、管理費や修繕積立費という維持費用がいくらかかるかチェックすることです。

住宅ローンを完済しても、維持費用は住んでいる限りかかってしまいます。

国土交通省が定期的に調査している「マンション総合調査」の平成25年度版(2013年)によると、2013年の管理費の平均が月1万661円、修繕積立金の平均額が月1万783円でした。

つまり、毎月2万円ほど維持費用を支払うということです。

老後維持費用で生活が苦しくならないように、共用部分の設備が過剰ではないか、老後も支払えるかどうかを確認しておきましょう。

参照:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr5_000023.html

まとめ

本記事では、独身でマンションを購入するメリットやデメリットを紹介しました。

独身でマンションを買えば、老後に家賃の心配をせず、安心して暮らすことができます。

一方、単身用マンションは売却しにくいという点には要注意です。

独身でマンションを購入するのなら、将来を見据えて「いつ買うか・どんな物件を買うか」判断することが大切です。

売却しやすい物件を選び、維持費をチェックしたうえでマンションを購入できれば、老後の資金の心配も減るでしょう。

しっかり検討して、後悔のないマンションを選んでくださいね。

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