• 2021.09.10

知らないと後悔する床暖房のメリット・デメリット!初期費用と電気代も解説

編集者: ナビナビ住宅ローン編集部

足元からじんわりと部屋全体を暖めてくれる床暖房。
マイホームにつけたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

そんな魅力的な床暖房ですが、実は知らないと後悔するデメリットが存在します。デメリットを知らずに床暖房を導入してしまうと、

  • 思ったよりも電気代が高くついた
  • メンテナンス費用がかかるのを知らなかった
  • 高いお金を払って設置したのに使わなくなった

なんてことにもなりかねません。

そこで本記事では、床暖房のメリット・デメリットを詳しく解説。
気になる初期費用や電気代についても紹介しているので、床暖房の導入を検討している方は参考にしてみてください。

執筆・監修している専門家

編集者

ナビナビ住宅ローン編集部

住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。

床暖房の種類と費用

床暖房には「温水式」と「電気式」の2種類があります。

温水式は床下に配管を設置し、ボイラーで暖めたお湯を通すことで部屋を温めるタイプです。一方、電気式は床下に設置した電熱線ヒーターパネルで温めるタイプです。

初期費用は電気式のほうが安く、ランニングコストは温水式のほうが安い傾向があります。そのほかの特徴は以下の通りです。

「温水式」と「電気式」それぞれの特徴
メリット  デメリット
温水式 ・電気式に比べランニングコストが安い
・立ち上がりが早い
・導入の初期費用が高い
・定期的なメンテナンスが必要
電気式 ・温水式に比べ導入の初期費用が安い
・建物と同等の耐用年数があり基本はメンテナンス不要
・ランニングコストが高くつく
・立ち上がりに時間がかかる

床暖房のデメリット

じんわりと部屋全体が温まる床暖房ですが、意外と知られていないデメリットがあります。
「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、どのようなデメリットがあるのか知った上で導入を検討しましょう。

床暖房のデメリットは、大きく分けて4つあります。

床暖房のデメリット

  1. 初期費用が高い
  2. メンテナンスが必要
  3. 光熱費が高い
  4. 温まるのに時間がかかる

初期費用が高い

1つ目のデメリットは、導入にかかる初期費用が高いことです。

エアコンやストーブと比較すると床暖房は工事費用が高いので、建築時に予算の余裕がなければ設置できません。

エアコンなら1台あたり6~7万円で済みますが、床暖房は10帖のリビングに設置する場合50~100万円かかります

エアコンと床暖房の初期費用比較
初期費用
エアコン  6~7万円(本体代+工事費)
床暖房(温水式)  1帖あたり5~10万円+20万円~100万円
(ポンプなどの設備代)
床暖房(電気式)  1帖あたり5~10万円

【参考】
床暖房お役立ちコラム
床暖房設置リフォームの費用とポイント!おすすめメーカー品9選比較

また、新築時でなくリフォームで床暖房を導入する場合、床材をはがす工事費が8~10万円かかることを覚えておきましょう。

メンテナンスが必要

2つ目のデメリットは、床暖房はメンテナンスが必要だということです。

電気式であれば建物と同等の耐久性があるので、メンテナンスをしなくても30年ほど使えます。一方、温水式では以下のような定期メンテナンスが必要なので、計画的に資金を用意しておかなくてはなりません

  • 不凍液の補充(年1回):5,000円~1万円
  • 熱源機械の交換(10年に1回):20~100万円

光熱費が高い

3つ目のデメリットはエアコンなどと比べて光熱費が高いということです。

床暖房のタイプや料金プラン、熱源に何を使うか(電気/灯油/ガス)によっても値段は変わりますが、電気代の目安は以下の通りです。

月々の電気代または光熱費
(8畳の部屋で毎日10時間使用時)
床暖房(温水式) ヒートポンプ式:約4,000円
石油ボイラー:約5,000円
床暖房(電気式) 約6,000円

温まるのに時間がかかる

4つ目のデメリットは、温まるのに時間がかかることです。

床暖房のスイッチを入れてから部屋全体が快適な温度になるまで、1時間ほどかかります。寒さが苦手で、「一刻も早く温まりたい」という人には気になる部分でしょう。

床暖房のメリット

ここまでは、初期費用や月々の光熱費、メンテナンスの手間など床暖房を導入するデメリットを紹介しました。

しかし、床暖房にはほかの暖房器具にはないメリットがあるのも事実。床暖房のメリットは、大きく分けて4つあります。

床暖房のメリット

  1. 足元から部屋全体を温めることができる
  2. 掃除の手間が少ない
  3. エアコンのような風が出ない
  4. 小さな子供がいても安心

足元から部屋全体を温めることができる

ストーブやエアコンをつけたとき、頭は暑いのに足元が寒いと感じたことはありませんか?これは、暖かい空気は上昇する性質があるためです。

床暖房は足元からじんわりと温めるので、温かさを感じやすく、まんべんなく部屋を温めることができます。冬場でも足がヒヤッとすることが少なく、素足で過ごせるので快適です。

掃除の手間が少ない

エアコンは定期的にフィルター掃除をしないと、カビやホコリがこびりついてしまいます。

大掃除で苦労している人も多いでしょう。

床暖房は床下に設置されるため、日常的に掃除をする必要がありません。また、寒い時期が終わってから片付ける必要もないので、収納に場所を取らないのもメリットです。

エアコンのような風が出ない

「エアコンをつけると顔や目が乾燥する」と感じている人は多いのではないでしょうか。エアコンや温風ヒーターは機械から温風を出すため、肌が乾燥したり、ホコリが舞い上がったりします。

床暖房は風を出さないため肌が乾燥しにくく、ホコリが舞いにくいのが特徴です。また、風が出ることによる騒音もないので、静かに快適に過ごせるでしょう。

小さな子供がいても安心

電気ヒーターやストーブは、子供が触ると火傷をする可能性があります。とくに小さな子供がいる家庭は、囲いを設置するなどの配慮が必要です。

床暖房なら高温にならないため火傷をする危険性がありません。

ハイハイ期の赤ちゃんでも、じんわりと温かい床なら快適に過ごせるでしょう。

床暖房の代わりとなるもの

「床暖房を導入したいけれど初期費用が高い」など、床暖房に魅力を感じていても導入するのが厳しいケースもあるでしょう。床暖房を諦めたくない人は、以下のような代替手段も考えてみましょう。

床下エアコンをつける

床下エアコンとは、床下の空間にエアコンを設置し、床下全体を暖める暖房器具です。エアコン1台で家中をが暖まるので、冷えやすい廊下やキッチンなども室温の違いを感じることが少ないでしょう。

ただし、冷房には向かないので、夏場のために別途エアコンの設置が必要なケースがあることを覚えておきましょう。

ホットカーペットを使用する

「暖めるのは家族が集まるリビングだけでよい」という場合は、ホットカーペットを利用するのもおすすめです。ホットカーペットなら数千円から手に入るので、導入コストを安く抑えられます

ただし、ホットカーペットとエアコンなどほかの暖房器具を併用すると、かえって光熱費が高くなる可能性もあるので注意しましょう。

家の断熱性を高める

家を暖めるよりも、家に冷気を入れないようにすれば、冬場でも快適に過ごせます。断熱性の高い家にすることで、地域によっては暖房器具の利用を最小限に抑えることが可能です。

費用は高くなりますが、外壁と内壁の間に断熱材を入れたり、断熱性の高い窓を採用したりすることを検討するのもよいでしょう。

床暖房でよくあるQ&A

メリットとデメリットどちらもある床暖房。設置するにはまだ不安があるという人もいるでしょう。

そこでここからは、床暖房でよくある疑問をQ&A方式で紹介します。

床暖房を設置することでゴキブリが発生しやすくなりますか?

床に隙間を作らないので、ゴキブリが侵入する原因にはなりません。

ゴキブリはわずかな隙間でも侵入してきますが、床暖房は吹出し口がなく床に隙間を作りません。
そのため、ゴキブリが侵入する原因になりません。

床暖房を設置することでカビが生えやすくなりますか?

床暖房が原因でカビが発生しやすくなることは基本的にありません。

カビの原因の1つは湿気です。冬場であれば、窓に発生する結露によってカビが生えます。
床暖房が原因でカビが生えやすくなることはありませんが、部屋が暖まっているときに冷たい外気が窓や壁の内側に入ってくると、結露が発生しカビが映える原因になりえます。
ただし、これはエアコンなどの暖房器具でも同じです。

窓サッシや壁の断熱性を高めておくことでカビの発生は防ぐことができるでしょう。

床暖房を畳の部屋に設置できますか?

床暖房対応の畳を使用するか、畳にも設置可能な床暖房を使用すれば可能です。

床暖房は洋室にしか設置できないイメージがありますが、実は畳の部屋にも設置できます。
通常の畳は分厚く床暖房の熱を十分伝えられませんが、床暖房対応の薄い畳であれば問題ありません。
また、畳の部屋にも設置可能な床暖房システムもあります。

まとめ

本記事では、床暖房の種類やメリット・デメリットを紹介しました。

足元から部屋全体を暖めてくれる床暖房は、エアコンのように風が出ず、掃除の手間が少ないというメリットがあります。

一方、床暖房は初期費用や光熱費が高かったり、種類によっては定期的なメンテナンスが必要だったりするデメリットもあります。

大切なのは、デメリットも把握したうえで床暖房の導入を検討すること。メンテナンス費用を計画的に用意したり、工事費用に余裕をもたせたりすることが重要です。

「床暖房には惹かれるけれど費用が気になる」という人は、床下エアコンやホットカーペットで代用するのも手です。
ただし、かえって電気代が高くなることもあるので注意しましょう。

もし、床暖房を入れようか迷っているなら、実際に住宅を購入した人や専門家の意見を聞いて考えてみるのもおすすめです。

NTTデータグループが運営するHOME4U「家づくりのとびら」では、ハウスメーカー出身のアドバイザーに無料でオンライン相談することが可能です。

予算イメージを伝えれば、中立的な立場からアドバイスをくれるので、マイホームで迷っている人は相談してみてくださいね。

メリットとデメリットを把握したうえで床暖房の導入を検討し、後悔しないマイホームを手に入れてください。

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