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10年固定金利と変動金利、住宅ローンはどちらを選ぶべき?固定期間終了後の対応も解説

最終更新日:

10年固定金利と変動金利、住宅ローンはどちらを選ぶべき?固定期間終了後の対応も解説
おすすめ住宅ローン
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10年固定金利の住宅ローンは、返済当初10年間の金利が一定の住宅ローン

固定期間終了後の11年目からは、変動金利に移行するか、固定金利を継続するか選択する必要があります。

住宅ローンの10年固定金利とは

ただし、固定期間終了後は金利が高くなるケースがほとんど

変動金利のほうがお得になる場合もあるので、しっかりシミュレーションして借り入れましょう。

住宅ローン(10年固定)の
比較をすぐに見る

10年固定金利
\おすすめ住宅ローン3選/
1位2位3位

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行住宅ローン

イオン銀行

イオン銀行住宅ローン

PayPay銀行

PayPay銀行住宅ローン

  • オフィス千日合同会社 代表社員 公認会計士 / 公認会計士中村岳広事務所

    監修者千日太郎

  • ファイナンシャルプランナー / ジョインコントラスト株式会社

    監修者中野良唯

  • 株式会社エイチームライフデザイン

    編集者イーデス編集部

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【結論】10年固定金利の住宅ローンが向いている人

10年固定が向いているかどうかを判断するポイントは、固定期間が終わるタイミングに金利が上昇していても、問題なく返済を続けていけるかどうかです

10年固定金利が向いている人

向いている人①自己資金に余裕がある人

10年固定金利の注意点として、「変動金利の125%ルール」が適用されないことが挙げられますが、自己資金に余裕があれば金利上昇時でも対策を取れます

  • 金利が上がっても、毎月返済額は「前回支払額の125%までしか上昇しない」
  • 元利均等返済を利用している場合のみ適用される

10年固定金利のデメリットを抑えられるため、利用に向いていると言えるでしょう。

10年固定_自己資金に余裕があることが好ましい

また、毎月の返済額の25%以上を貯蓄しておける人であれば、変動金利の住宅ローンを選ぶという選択肢もあります

変動金利にリスクがあることは事実ですが、適切な対処が取れる方であれば必要以上に恐れる必要はありません。

向いている人②固定期間終了までに、収入が増える見込みがある人

当初10年間の固定期間が終わるまでに収入が増える見込みがある方も、10年固定金利の住宅ローンの利用が向いています。

自己資金に余裕がある人と同様に、金利が上昇した場合でも対応しやすいことが理由です

収入が増える見込みがある人とは、以下のようなケースが想像しやすいかと思います。

  • 個人事業主で、収入が増加する見込みがある
  • 公務員で、将来の収入増加が確定している
10年固定_収入増加の見込みがある

ただし、あくまでも当初10年間の返済を余裕をもって返済できるという前提です

もし当初10年間の時点で毎月の返済がギリギリなのであれば、頭金の割合を増やすか、マイホームの購入計画自体を見直しましょう。

向いている人③教育費や車のローンが落ち着く予定の人

固定期間が終わるまでに固定支出が少なくなる方も、10年固定の住宅ローンは利用しやすいでしょう。

収入自体が増えていなかったとしても、固定支出が減れば住宅ローンの返済に充てられる余裕が生まれることが理由です

分かりやすい例を挙げると、以下のようなケースが当てはまります。

  • 10年後には子どもが大学を卒業するので教育費が落ち着く
  • 他の借り入れを完済できるので自由に使えるお金が増える
10年固定_教育費などが落ち着く場合

車の買い替えを考えている方もいると思いますので、その場合は10年目以降の資金計画も事前に考えておくと安心です。

向いている人④金利状況にあわせて、適切な行動ができる人

10年固定金利では固定期間が終わるまでの金利状況に合わせて、リスクをコントロールしていく必要があります。

リスクコントロールの方法として、具体的には以下のような選択肢が挙げられます。

  • 金利が上昇しそうであれば、住宅ローンを借り換える
  • 繰り上げ返済をして、毎月返済額を調整する

どちらの行動をする場合でも、普段から住宅ローンの金利状況をチェックしつつ、かつ実際に行動出来る人でなければいけません

10年固定金利で住宅ローンを利用する際は、固定期間中でも金利のチェックは行っておきましょう。

10年固定の住宅ローンを比較!人気銀行を3段階で評価

主要銀行9社の10年固定金利の住宅ローンを、金利や団体信用生命保険の充実度などを考慮し、おすすめ度をA~Cの3段階で評価しています。

住宅ローン商品の評価基準について

ただし1点注意して欲しいのは、住宅ローンの審査は必ず通過できるとは限らないということ

審査に落ちれば、もちろん融資実行のタイミングも遅くなってしまうため、事前審査は2~3社に申し込んでおくことをオススメします


10年固定金利(新規借り入れ)の比較表
金融機関当初10年の適用金利期間終了後の優遇幅*1
A評価
三菱UFJ銀行

0.980%

2024年03月適用金利

住宅ローン

適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。

▲1.6%
A評価
PayPay銀行

1.145%

2024年03月適用金利

住宅ローン

自己資金10%以上の場合

自己資金なしの場合、記載の金利+0.065%

 ▲1.4%
A評価
イオン銀行

1.490%

2024年03月適用金利

当初固定金利プラン

▲1.6%
B評価
みずほ銀行

1.400%

2024年03月適用金利

ネット住宅ローン

▲2.1%
C評価
ソニー銀行

1.160%

2024年03月適用金利

固定セレクト住宅ローン

新規購入の場合

▲0.6%
C評価
auじぶん銀行

1.085%

2024年03月適用金利

当初期間引下げプラン

表示金利は新規借入かつau金利優遇割適用。

審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。

▲0.8%

2024年3月時点

固定期間終了後に変動金利を選択した場合

C評価
住信SBIネット銀行

0.948%

2024年03月適用金利

WEB申込コース(当初引下げプラン)

自己資金20%以上の場合

自己資金20%未満の場合、表示金利+0.022%

▲0.7%
C評価
SBIマネープラザ

0.948%

2024年03月適用金利

住信SBIネット銀行 住宅ローン

当初引下げプラン

自己資金20%以上の場合

自己資金20%未満の場合、表示金利+0.022%

▲0.7%
C評価
SBI新生銀行

1.050%

2024年03月適用金利

当初固定金利タイプ

自己資金10%以上

▲0.9%

*1 すべて固定期間終了後、変動金利タイプを選択した場合の最大優遇幅

[A評価]三菱UFJ銀行 住宅ローン

三菱UFJ銀行の住宅ローンの特徴紹介

三菱UFJ銀行の住宅ローンは利用額が16年連続でNo.1と、人気の高い住宅ローン商品です。

固定期間が終わってからの金利優遇幅が大きく、11年目以降の金利も低くなりやすいことが特徴となっています

悪性新生物(がん)・脳卒中・急性心筋梗塞などの3大疾病や、4つの生活習慣病に対する保障を付帯することもでき、より安心した返済プランを組みたい方にもおすすめです。

3大疾病保障充実タイプ(年+0.3%の金利上乗せ)

  • 悪性新生物(がん)、脳卒中、急性心筋梗塞になると住宅ローン残高が0円になる
  • 4つの生活習慣病に対する月間返済額の保障もアリ(最長1年間)
  • 4つの生活習慣病で就業障害が1年30日を超えて継続すると住宅ローン残高が0円になる

安心の保険料タイプ(保険料を毎月支払う)

  • 3大疾病、4つの生活習慣病に対する月間返済額の保障を受けられる(最長1年間)
  • 就業障害が1年30日を超えて継続すると住宅ローン残高が0円になる

メガバンクながらネット上での手続きができるため、申し込みのために銀行に行く必要がない点も嬉しいですね。

ただし、当初10年の金利はやや高めに設定されているため、借り換えを前提で計画している方は当初金利の低い住宅ローンも検討してみてください。

三菱UFJ銀行 住宅ローン
固定10年
金利

0.980%

2024年03月適用金利

住宅ローン

適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。

事務手数料借入金額×2.2%(税込)
保証料無料
審査期間事前審査:最短即日
来店不要

【三菱UFJ銀行】【新規】住宅ローン
当初10年固定
住宅ローン

0.980

%
3大疾病保障充実タイプは保障充実!
公式サイトはこちら
金利についての注意事項をみる
  • 2024年03月適用金利
  • 適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。

おすすめポイント

013大疾病保障充実タイプは保障充実
「7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉3大疾病保障充実タイプ」は他行より保障充実。
02民間住宅ローン取扱残高16年連続No.1
日本の民間金融機関でもっとも利用されている住宅ローン。なんと16年連続No.1という圧倒的な実績を誇ります。(2007年3月~現在まで)
03各提携会社の特典が利用できる
ビックカメラやコジマでの家電購入特典やホームセキュリティなどの特典利用ができます。(※1)
04毎月Pontaポイントがたまる
完済まで毎月50ポイントのPontaポイントが貯まります。(※2)
  • 1. 各提携会社の特典:特典の利用には条件があるため、詳細は三菱UFJ銀行の公式HPをご確認ください。
  • 2. Pontaポイント:月末時点でお借入残高がある場合が対象。勤務先を通じてお借入れされたローン等、優遇適用の対象外となるケースもあるため、詳細はお取引店に確認ください。
  • 2. Pontaポイント:Pontaポイントをためるには、「スーパー普通預金(メインバンク プラス)」のご利用・「三菱UFJダイレクト」のご利用(ログインパスワード・Eメールアドレス登録)・「ポイントサービスのお申し込み」が必要です。詳細は、三菱UFJ銀行の公式HPをご確認ください。

[A評価]イオン銀行 住宅ローン

イオン銀行の住宅ローンの特徴紹介

イオン銀行の住宅ローンは固定期間終了後の優遇幅の大きさと、イオングループでの買い物が5%オフになるという特典のある商品です。

さらに保障を充実したい人に向けて、がんと診断確定された場合にローン残高が0円になる保障を金利上乗せ+0.1%で付帯できます。

他の金融機関では、がん保障を充実させる場合の上乗せ金利は+0.2%以上で設定されていることが多いため、もしもの保障を充実させながらも、金利の低いローンを利用したい方に向いています

※8大疾病保障付の住宅ローンは金利が+0.3%されます。

イオン銀行 住宅ローン
10年固定
金利

1.490%

2024年03月適用金利

当初固定金利プラン

事務手数料定額型:110,000円(税込)
定率型:借入金額×2.20%(税込)
保証料無料
審査期間2~3週間程度
来店不要

【イオン銀行】【新規】当初固定金利プラン
当初10年固定
当初固定金利プラン

1.490

%
イオングループでのお買い物が5%オフ!
公式サイトはこちら
金利についての注意事項をみる
  • 2024年03月適用金利

おすすめポイント

01イオングループでのお買い物が毎日5%オフになる
イオングループでの毎日のお買い物が完済時までずっと5%オフになります。
02全国のイオン銀行の店舗で365日対面相談ができる
土日、祝日、年末年始やゴールデンウィークを含めて365日対面相談ができるから平日忙しいかたにも安心。
03諸費用を住宅ローンに組み込める
物件価格の「105%」まで借り入れられるため、仲介手数料、登記費用等の諸費用に充てられます。
04がん保障付団信が割安
所定のがんと診断された場合に住宅ローン残高が0円になるがん保障付団信の一般的な上乗せ金利は年+0.2%。イオン銀行の「がん保障付団信」は年+0.1%で加入できるので割安。

[A評価]PayPay銀行 住宅ローン

PayPay銀行の住宅ローンの特徴紹介

PayPay銀行住宅ローンは当初10年間の金利は、他の銀行と比べてもトップクラスに低く設定されています

さらに、「がん50%保障団信」や「一般団信プラス(がん先進付)」を保険料なしで利用可能です。

PayPay銀行 住宅ローン
当初固定10年
金利

1.145%

2024年03月適用金利

住宅ローン

自己資金10%以上の場合

自己資金なしの場合、記載の金利+0.065%

事務手数料借入金額×2.20%(税込)
保証料無料
審査期間1週間程度
来店不要

【PayPay銀行】【新規】住宅ローン
当初10年固定
住宅ローン

1.145

%
固定10年が低金利&がん100%団信が割安
公式サイトはこちら
金利についての注意事項をみる
  • 2024年03月適用金利
  • 自己資金10%以上の場合
  • 自己資金なしの場合、記載の金利+0.065%

おすすめポイント

01がん50%保障と先進医療特約が無料
がんと診断確定された場合に住宅ローンの残高が半分となる「がん50%保障」が無料付帯。さらに、100万円のがん診断給付金が支払われます。
02がん100%保障団信が割安
がんと診断確定された場合に住宅ローンの残高が0円となる「がん100%保障団信」に、金利上乗せ年+0.1%で加入できて割安です。
03審査完了までの期間が短い
PayPay銀行の審査にかかる期間は事前審査は当日~5営業日、本審査は3~10営業日。
04定額自動入金サービスが無料
メインバンク変更不要。メインバンクからPayPay銀行の口座に返済額を毎月自動で入金できます。

[B評価]みずほ銀行 ネット住宅ローン固定10年

みずほ銀行の住宅ローンの特徴紹介

みずほ銀行でも、期間終了までの金利優遇幅が大きめに設定されている住宅ローンを取り扱っています。

メガバンクですが契約完了まで来店不要で手続きを進められるため、「相談はしなくて良いから、楽に手続きを進めたい」と考えている方におすすめです

ただし、みずほ銀行住宅ローンは店舗型とネット型で適用される金利が異なる点には注意が必要です。

低金利で融資を受けたい場合は、ネット型の住宅ローンを利用しましょう。

みずほ銀行
ネット住宅ローン固定10年
金利

1.400%

2024年03月適用金利

ネット住宅ローン

事務手数料33,000円(税込)
保証料一括前払い型と利息組込み型により変動
審査期間4週間程度
来店必要

【みずほ銀行】【新規】ネット住宅ローン
当初10年固定
ネット住宅ローン

1.400

%
固定期間終了後も優遇幅が大きいので安心!
公式サイトはこちら
金利についての注意事項をみる
  • 2024年03月適用金利

おすすめポイント

01がん団信の上乗せ金利が低い
所定のがんと診断されたら住宅ローン残高が保障される「がん団信」は一般的に上乗せ金利が年+0.2%かかります。みずほ銀行のがん団信は年+0.1%で加入できるのでおトクです。
02AI事前診断が便利で使いやすい
AI事前診断なら最短1分で借入の可能性がわかります。また何度でも診断できるので物件を決める際の借り入れの目安にも使えるので便利。
03固定期間終了後の金利引下げ幅が大きい
固定期間終了後も借り入れ時の金利引下げ幅が適応されるので他行に比べると、固定期間終了後に金利が急激に上がりにくい。
04ライフイベントに応じて返済額の増減ができる
出産後やお子さんの大学入学時など支出が多い期間に返済額の見直しができる。

[C評価]ソニー銀行 固定セレクト住宅ローン固定10年

ソニー銀行の住宅ローンの特徴紹介

ソニー銀行住宅ローンでは、悪性新生物(がん)と診断確定された場合にローン残高が50%になる保障が0円で付帯できます。

また、ワイド団信に必要な上乗せ金利が低めに設定されていることも大きなメリットのひとつ。

ワイド団信とは、健康上の理由などで一般の団信に加入できない場合に利用する団信で、糖尿病や高血圧などでも団信を利用できる可能性があります。

しかし固定期間終了後の優遇幅が小さく、11年目以降の返済額が大きくなってしまう可能性があるため注意が必要です。

利用する際は普段から金利動向を確認しておき、状況に合わせて借り換えや繰り上げ返済を上手に活用していきましょう。

ソニー銀行 
固定セレクト住宅ローン固定10年
金利

1.160%

2024年03月適用金利

固定セレクト住宅ローン

新規購入の場合

事務手数料借入額×2.20%(税込)
保証料無料
審査期間4週間程度
来店不要

【ソニー銀行】【新規】固定セレクト住宅ローン
当初10年固定
固定セレクト住宅ローン

1.160

%
がん団信50が無料で付帯!充実のサポート
公式サイトはこちら
金利についての注意事項をみる
  • 2024年03月適用金利
  • 新規購入の場合

おすすめポイント

01がん団信50が金利上乗せなしで付帯
がんと診断確定時に住宅ローン残高の50%が保障される「がん団信50」が金利上乗せなしで付帯できます。
02がん団信100の上乗せ金利が割安&充実の保障
年+0.1%の金利上乗せで、がん診断確定時に住宅ローン残高0円+100万円が保障され、さらにがん先進医療給付金(通算1,000万円)がついて保障充実。
03事務手数料を抑えられる金利プランが選べる
すべての金利タイプで事務手数料が4.4万円(税込)の金利プランが選べるため、諸費用を抑えたいかたにも向いています。
04ワイド団信の上乗せ金利が割安
一般的なワイド団信の上乗せ金利は年+0.3%。ソニー銀行のワイド団信なら年+0.2%の上乗せ金利で加入できるため他行に比べ割安です。

[C評価]auじぶん銀行住宅ローン 当初期間引下げプラン

auじぶん銀行の住宅ローンの特徴紹介

auじぶん銀行住宅ローンは無料で付帯する保障は充実していますが、固定期間終了後の優遇幅は小さめです。

ただし、当初10年間の金利の低さは業界でもトップクラス

さらに「がん50%保障団信」「4疾病50%保障」「全疾病保障」「月次返済保障」といった様々な疾病保障を、保険料なしで利用可能です。

計画的な借り換えなどの対策が必要になるためC評価としていますが、常に金利状況をチェックしていられる人にはおすすめの住宅ローンです。

auじぶん銀行住宅ローン
当初期間引下げプラン当初10年固定
金利

1.085%

2024年03月適用金利

当初期間引下げプラン

表示金利は新規借入かつau金利優遇割適用。

審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。

事務手数料借入金額×2.2%(税込)
保証料無料
※審査の結果、保証会社をご利用いただく場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途お支払いいただく保証料はございません。
審査期間-
来店不要

【auじぶん銀行】【新規】当初期間引下げプラン
当初10年固定
当初期間引下げプラン

1.085

%
金利が低く、無料で付帯する団信保障が充実!
公式サイトはこちら
金利についての注意事項をみる
  • 2024年03月適用金利
  • 表示金利は新規借入かつau金利優遇割適用。
  • 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。

おすすめポイント

01がん50%保障団信+4疾病保障+全疾病長期入院保障が無料付帯
がんと診断、または4疾病(急性心筋梗塞、脳卒中、肝疾患、腎疾患)が所定の状態に該当・所定の手術を受けた場合、住宅ローン残高が半分になります。さらに全疾病長期入院保障も無料で付帯されます。
02がん100%保障の上乗せ金利が低い
がん100%保障は上乗せ金利年0.2%一般的。auじぶん銀行では100%保障が+年0.05%で付帯できるのでお得。さらに全疾病長期入院保障も無料で付帯されます。
03定額自動入金サービスが無料
メインバンクからauじぶん銀行の口座に毎月自動で入金できるので、返済額を入金する手間がなく、手数料無料でとても便利。
04月次返済保障が無料で付帯
すべてのけが・病気で連続して31日以上入院した場合、住宅ローンの月々の返済が保障される「月次返済保障」も無料付帯。

[C評価]住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン当初引下げプラン固定10年

住信SBI銀行の住宅ローン(変動金利)の特徴紹介

住信SBIネット銀行住宅ローンも、auじぶん銀行と同様に、計画的な借り換えや繰り上げ返済などを行える方に向いています。

ただし当初10年間の金利はやや高めの部類に入り、固定期間が終わってからの優遇幅も小さめなので、10年固定で利用するメリットは少ないでしょう

業界の中でも金利の低い変動金利や、フラット35(保証型)の利用を検討している方におすすめの金融機関です。

住信SBIネット銀行
ネット専用住宅ローン 当初引下げプラン固定10年
金利

0.948%

2024年03月適用金利

WEB申込コース(当初引下げプラン)

自己資金20%以上の場合

自己資金20%未満の場合、表示金利+0.022%

事務手数料借入金額×2.2%(税込)
保証料無料
審査期間最短1週間 ※時期により異なります。詳細は同社WEBサイトをご参照ください。
来店不要

【住信SBIネット銀行】【新規】WEB申込コース(当初引下げプラン)
当初10年固定
WEB申込コース(当初引下げプラン)

0.948

%
40歳未満なら3大疾病50%保障+全疾病保障が無料付帯!
公式サイトはこちら
金利についての注意事項をみる
  • 2024年03月適用金利
  • 自己資金20%以上の場合
  • 自己資金20%未満の場合、表示金利+0.022%

おすすめポイント

0140歳未満なら3大疾病50%保障が基本付帯
40歳未満のかたなら「3大疾病50プラン」が金利上乗せなしで加入できます。がん診断時、急性心筋梗塞または脳卒中で所定の手術を受けた場合に住宅ローン残高の50%が保障されます。
02全疾病保障が無料で付帯
すべての病気やケガで働けなくなった場合に住宅ローンの返済が一定期間免除されたり、働けない期間が一定を超えて続いた場合に住宅ローン残高が0円になる「全疾病保障」が無料付帯。
03定額自動入金サービスが無料
住信SBIネット銀行の口座へ自動で毎月の返済額の入金ができるので、メインバンクを変更しなくてもOK。
04金利がネット銀行の中でも特に低い
変動金利はネット銀行の中でもトップクラスに低く、フラット35(保証型)も従来のフラット35よりも低金利。

変動金利と10年固定金利の違い

変動にするか固定にするかで悩んでいる人に向けて、それぞれの違いを簡潔に紹介します。

変動金利と10年固定金利の違い
メリットデメリット
変動
金利
●適用金利が低い
●金利上昇時に125%ルールが適用される
当初から金利変動の影響を受ける
10年
固定
金利
当初10年は金利が固定される●変動金利より適用金利が高い
●固定期間終了時に125%ルールが適用されない

変動金利はすべての金利タイプの中でも金利が低い反面、金利上昇の影響を受けるリスクがあります。

一方の10年固定金利では、当初10年間は金利変動の影響を受けませんが、変動金利と比べるとやや高めの金利が設定されています。また、固定期間が終わったタイミングでは変動金利の125%ルールが適用されません。

金利タイプはどちらかが優れているというものではないため、ご自身の家計状況や返済計画に沿って選ぶ必要があります

金利上昇による総返済額の違い

「結局のところ変動金利と10年固定はどっちの方がお得なの?」と疑問に感じている人も多いかと思います。

しかし残念ながら、将来の金利上昇幅やタイミングによって返済額が異なるため、現時点ではどちらがお得になるのかは分かりません

そこで、ここでは金利上昇のタイミングによってどれぐらいのコスト差が生まれるのかを解説します。

下記は、「借り入れ金額3000万円、返済期間35年、元利均等返済」で住宅ローンを組んでいて、金利が1.5%上昇した場合の総返済額の違いを記載した表です。

金利が上昇した場合の返済額
金利上昇のタイミング変動金利10年固定金利
5年後3,899万2,801円3,747万6,559円
10年後3,695万9,379円3,747万6,559円
15年後3,531万0,687円3,581万3,619円
20年後3,404万0,491円3,453万2,101円
25年後3,314万2,091円3,362万5,305円
30年後3,260万7,952円3,308万5,993円
変動なし3,242万9,893円3,290万6,161円

※借り入れ当初の金利は、変動金利0.450%、10年固定は0.600%で計算。
※10年固定金利の11年目以降は、基準金利2.475%、優遇幅-2.000%で計算。
※金利上昇のタイミング以降は、金利変動がないものとして計算。

今回調査した条件では、借り入れから5年後に金利が1.5%上昇した場合には、変動金利の方がコストが大きくなる結果となりました。また、毎月の返済額は1万8,000円ほど上昇します

それに対して10年後以降に金利が上昇した場合には、10年固定金利のほうがコストが大きくなっています。

具体的な年数については金利の上昇幅によって変わりますが、金利上昇のタイミングが早ければ、10年固定金利の方がお得になることが分かりますね

10年固定金利のメリット・デメリット

ここからは10年固定金利を検討している方に向けて、メリット・デメリットを深掘って解説していきます。

10年固定金利のメリット

10年固定金利のデメリット

メリット①当初10年間の金利上昇リスクを避けられる

10年固定金利のもっとも大きなメリットは、借り入れ当初10年間の金利上昇リスクを避けられることです

金利が大きく動いた場合でも、当初10年間は毎月の返済額が変わらないため、安定した返済を続けられます。

10年固定_金利が固定される

「子どもが学校を卒業するまで」「自動車のローンを払い終わるまで」など、特定の時期までは金利上昇リスクを避けておきたい方に適しています。

ただし、当初10年の固定期間が終わったタイミングで、変動金利の125%ルールが適用されない点には注意が必要です

こちらについては後ほど解説しています

メリット②固定期間中の金利が低い

フラット35や全期間固定金利タイプと比べて、10年固定金利は金利が低くなっています。

固定金利の安心感を得ながらも低金利で借りられるため、変動金利と全期間固定金利のメリットをバランスよく受けられる金利タイプと言えます

金利の低さの関係性

変動金利 < 10年固定 < 全期間固定・フラット35

また、以下は主要銀行の変動金利と10年固定金利を比べた表ですが、変動並に金利が低い金融機関も存在しています。

主要銀行の変動金利と、10年固定金利の一覧(新規借り入れ)
変動金利10年固定金利
住信SBIネット銀行

0.298%

2024年03月適用金利

WEB申込コース(通期引下げプラン)

自己資金20%以上の場合

自己資金20%未満の場合、表示金利+0.022%

0.948%

2024年03月適用金利

WEB申込コース(当初引下げプラン)

自己資金20%以上の場合

自己資金20%未満の場合、表示金利+0.022%

SBIマネープラザ

0.298%

2024年03月適用金利

住信SBIネット銀行 住宅ローン

通期引下げプラン

自己資金20%以上の場合

自己資金20%未満の場合、表示金利+0.022%

0.948%

2024年03月適用金利

住信SBIネット銀行 住宅ローン

当初引下げプラン

自己資金20%以上の場合

自己資金20%未満の場合、表示金利+0.022%

SBI新生銀行

0.420%

2024年03月適用金利

変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>

1.050%

2024年03月適用金利

当初固定金利タイプ

自己資金10%以上

auじぶん銀行

0.219%

2024年03月適用金利

全期間引下げプラン

表示金利は新規借入かつau金利優遇割適用。

審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。

1.085%

2024年03月適用金利

当初期間引下げプラン

表示金利は新規借入かつau金利優遇割適用。

審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。

ソニー銀行

0.397%

2024年03月適用金利

変動セレクト住宅ローン

新規購入の場合

1.160%

2024年03月適用金利

固定セレクト住宅ローン

新規購入の場合

楽天銀行

0.556%

2024年03月適用金利

住宅ローン(金利選択型)

1.734%

2024年03月適用金利

住宅ローン(金利選択型)

イオン銀行

0.380%

2024年03月適用金利

金利プラン

物件価格の80%以内でお借入れの場合

1.490%

2024年03月適用金利

当初固定金利プラン

三井住友銀行

0.475%

2024年03月適用金利

WEB申込専用住宅ローン

最後までずーっと引き下げプラン

1.140%

2024年03月適用金利

WEB申込専用住宅ローン

最初にぐぐっと引き下げプラン

みずほ銀行

0.375%

2024年03月適用金利

ネット住宅ローン

1.400%

2024年03月適用金利

ネット住宅ローン

三菱UFJ銀行

0.345%

2024年03月適用金利

住宅ローン

適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。

0.980%

2024年03月適用金利

住宅ローン

適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。

三菱UFJ信託銀行

0.345%

2024年03月適用金利

三菱UFJネット住宅ローン【三菱UFJ信託銀行専用】

0.980%

2024年03月適用金利

三菱UFJネット住宅ローン【三菱UFJ信託銀行専用】

三井住友信託銀行

0.405%

2024年03月適用金利

住宅ローン

「住宅ローン 家計応援プラン」利用時は、表示金利より0.03%引下げ

1.300%

2024年03月適用金利

住宅ローン

「住宅ローン 家計応援プラン」利用時は、表示金利より0.03%引下げ

「変動金利にしたいけど、できるだけ金利は固定しておきたい……」と考えている方にとって、10年固定金利は有力な選択肢となるでしょう。

デメリット①固定期間終了後の金利が高い商品もある

10年固定では借り入れ当初の金利が低めに設定されていますが、11年目以降の金利が高めに設定されている住宅ローン商品もあります。

当初10年間の金利だけを見ているとお得に見えていても、11年目以降の金利も考慮すると実は思っていたよりもコストが大きくなってしまうケースもあるのです

対策:固定期間終了後の金利優遇幅をチェックする

どの銀行の住宅ローンでも「基準金利は◯%」「固定期間終了後の優遇幅は◯%」のように、金利と優遇幅が設定されています。

金融機関によっては年0.5%以上もの差があるケースもあるため、11年目以降の返済額にも大きく影響します

将来の金利がどうなるかは誰にも分かりませんが、「11年目以降はどれくらいの金利になりそうなのか」「11年目以降も余裕で返済できる金額なのか」を必ず確認しておいてくださいね。

当初固定終了後の金利優遇幅について

デメリット②金利上昇時に125%ルールが適用されない

10年固定金利の住宅ローンでは、固定期間が終わってからは、基本的に変動金利として返済を続けていきます。

しかしここで注意したいのが、固定期間の終了時には変動金利の125%ルールが適用されないということ

住宅ローン変動金利の5年ルールと125%ルール

はじめから変動金利で借りている場合は、「金利が大きく上昇しても、毎月の返済額は125%までしか上昇しない」というルールが適用されるため、急激に負担が増えてしまい、家計が破綻してしまうことはありません。

しかし、20年固定金利から変動金利に切り替わるタイミングではこの125%ルールが適用されないため、固定期間終了時に毎月返済額が大きく上昇してしまう可能性もあるのです

当初固定金利を利用している約6割の人が知らないデメリットですが、注意が必要なポイントです。

当初固定金利の5年125%ルールの認知度のグラフ

対策:金利上昇時の対応を決めておく

金利上昇への対策をするには、早い段階から金利が上がったあとの行動を決めておきましょう。

  • 別の金融機関へ借り換える
  • 繰り上げ返済をして返済額を下げる
  • 数千円程度の負担であればそのまま返済する

など、金利上昇時に取れる対策は様々です。

自身の経済状況と照らし合わせた上でどのように行動するのかを考えておくと、安心して10年固定金利を利用できるでしょう。

POINT

どの対策を行う場合でもある程度はまとまった資金が必要になります。 

固定期間である当初10年間の間でも、金利上昇時に備えた貯蓄はしておきましょう。

> 借り換えの手数料について

10年固定金利についてよくある質問

10年固定の期間終了後はどうなるの?

10年間の固定期間が終わったあとは、基本的には変動金利が適用されます。※金融機関によっては、11年目以降に固定金利を選べる場合もあります。

当初10年間に金利情勢が変化している可能性もあるため、どういう状況なら借り換えるのか、繰り上げ返済はどのタイミングで行うのか、など柔軟な対応が必要になるということは認識しておきましょう。

住宅ローンの金利推移については、下記の記事で解説しています。

11年目以降は借り換えるほうが良い?

借り換えるべきかどうかは、その時の金利情勢によって異なるため一概には言えません。

ですので、「自身の借り入れ状況では、借り換えてお得になるのか」を必ず確認しましょう。

借り換え比較シミュレーションツール 」を使えばメリット額をかんたんに計算できるので、こちらも参考になさってください。

まとめ

この記事では10年固定金利に向いている人や、メリット・デメリット、10年固定の住宅ローンの比較を紹介してきました。

10年固定金利を選ぶ際のポイントは、固定期間終了時に金利が上昇していた場合でも、問題なく返済を続けていけるのかどうかです。

また金利上昇のタイミングによっては、変動金利のほうがコストが低くなることもありますので、自身の家計の状況と照らし合わせた上で、住宅ローンを選んでくださいね。

千日太郎 / オフィス千日合同会社 代表社員 公認会計士

【専門家の解説】

変動金利と固定金利の本質的な違いは、住宅ローンの利用者と銀行のどちらが金利変動リスクを負うかの違いです。

✓変動金利=金利変動リスクを自分が負う
✓固定金利=金利変動リスクを銀行が負う

10年固定金利タイプは名前が「固定」となっているので、なんとなく固定金利だと思っている人が多いです。

しかし固定される期間は35年のうち10年だけであり、一部に過ぎないという点を忘れてはいけませんね。

特に10年固定金利で金利が固定されるのは前半の10年です。つまり以下のような解釈になります。

✓予測しやすい前半期間は現在の金利水準で銀行が利ザヤを取れるような金利で固定する。
✓予測しにくい後半期間はその時になってから銀行が利ザヤを取れるような金利を決める。

つまり銀行とわたしたちとの関係では、わたしたちの方がより不確実性の高い金利変動リスクを負う金利タイプだということです。

金利変動リスクの側面から分類すると、10年固定は変動金利であると言えます。

固定の期間にリスクをヘッジできますが、固定期間が終わるまでの間に生じた金利の変動は、固定期間の終了時点から毎月の返済額に反映されます。

それに備えてちゃんと準備しておく必要があります。

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