• 2021.07.15

住宅ローン相談会で聞くこと|事前に準備しておくべき書類から相談先の選び方まで解説

執筆者: 中澤悠生 (ナビナビ住宅ローン編集部)
住宅ローンの相談先は3つ

住宅ローンの相談先は銀行、FP、不動産会社の3つです。

それぞれに相談すべき内容

  • 銀行へは商品中心の相談
  • FPへは自身の資金計画を相談
  • 不動産会社は住宅ローンの基礎知識を相談

この記事では住宅ローンの相談先を決める方法から相談のタイミング、相談時に準備する書類をわかりやすく解説します。

この記事を執筆・監修している専門家

執筆者

中澤悠生

ナビナビ住宅ローン編集部

保有資格・検定

3級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士、住宅ローンアドバイザー、

住宅ローンアドバイザー、3級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士。「家を買いたいけど、ローンをどう選べば良いかわからない」「不動産屋さんに勧められるままにローンを契約したけど後悔している」などの悩みを持っている方が多くいらっしゃいます。このような悩みを解決するべく、当サイトではどこよりも分かりやすい住宅ローン情報を届けることをモットーに執筆・編集をしています。

編集者

ナビナビ住宅ローン編集部

住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。

住宅ローンを相談するタイミングは買いたいと思った時

物件を購入したいと思った時に、銀行やFP、不動産会社の人に住宅ローンの相談をしましょう。

なぜなら住宅ローンは銀行によっても、ローンの内容や金利のタイプ、さらに保障内容が異なるからです。

相談することで、自身がいくら借り入れることができるか分かり、購入できる物件の価格が算出できます。

早い段階で相談することで、事前に資金計画が明確になり、物件探しもスムーズになるでしょう。

住宅ローンの相談先は3つある

住宅ローンの相談先には、主に以下の3つの選択肢があります。

  1. 金融機関
  2.  FP(ファイナンシャルプランナー)
  3. 不動産会社・住宅会社

それぞれ、相談できる内容が異なるため、自分の解消したい悩みや不安を明確にしてから、適切な相談先を決めましょう。

【各金融機関】無料相談が可能

相談料 無料
内容
  • 住宅ローンの仕組み
  • 金利タイプの違い
  • 審査基準
  • 住宅ローンを借りる際の流れ 等
相談窓口の対応時間 平日9:00~18:00
※土日営業あり

※各銀行によって詳細は異なります

銀行には、「その銀行が提供している住宅ローンに関する相談」を受け付ける窓口が存在します。

住宅購入における住宅ローンの契約はもちろん、借り換えや返済条件の変更など、さまざまなシーンで相談ができます。

住宅ローンを提供している銀行から直接アドバイスを受けることができるため、より詳しく住宅ローンについて知ることができるでしょう。

また、相談を行ったうえで仮審査・本審査を受け、実際にどれだけの借入額で住宅ローンを組めるか、という部分まで確認することができます。

ただし、他行が提供する住宅ローンについてはそれほど詳しくありません

そして、基本的に銀行では住宅ローンに関する相談を無料で受け付けています。

また、多くの銀行では通常の相談窓口の他、「住宅ローン相談会」も定期的に開催しています。

定期的に開催される住宅ローン相談会は、土日祝の休日に開催されていることが多いため、平日は忙しくてなかなか相談に行けないという人におすすめです。

【FP】第三者視点での相談を有料で実施

相談料 1時間あたり、5,000~10,000円
内容
  • 各銀行における住宅ローンの比較/提案
  • 無理なく返済できる適切な借入額
  • 住宅購入後の資金計画
  • 住宅ローン控除について 等
相談窓口の対応時間 9:00~20:00

※各FPによって詳細は異なります

FPは、主に「資金計画・お金に関する相談」を受けつけています。

FPは各銀行における住宅ローンのメリット・デメリットもしっかり説明したうえで、適切な住宅ローンを提案してくれます。

第三者からアドバイスを受けられる点は、大きな魅力だと言えるでしょう。

そして、相談料は相談先のFPにより大きく異なりますが、1時間あたりで料金が変動するケースが一般的です。

住宅ローンに精通しているFPであれば、「住宅ローン相談会」を開催している場合もあります。

【不動産会社・住宅会社】住宅ローン相談会として実施

相談料 無料
内容
  • 住宅ローンの仕組み
  • 月々の返済額・返済期間
  • 収入に対して最大の借入額の算出
  • 提携先銀行の審査基準・金利 等
相談会の開催日程 不定期

※各不動産会社によって詳細は異なります

売買・仲介を行っている不動産会社では、住宅ローン相談会を開催しています。

住宅ローンの基本的な仕組みや、わかりづらい金利タイプなど、住宅ローンの基礎知識についてアドバイスを受けることができます。

また、不動産会社は特定の銀行と提携していることが多く、提携先銀行の住宅ローンや審査基準なども幅広く知ることができるでしょう。

一方で、提携先ではない銀行の住宅ローンについては、適切なアドバイスを受けられない可能性がある点がデメリットです。

加えて、不動産会社とひとくちにいっても、住宅ローンに関してFP並みに豊富な知識を持つ人もいれば、偏った知識しか持っていない人も存在します。

相談会を開催する不動産会社によって、受けられるアドバイスが大きく異なる場合もあることを覚えておきましょう。

住宅ローンの相談窓口の選び方

自身が何を知りたいかで住宅ローンの相談窓口を選びましょう。

  1. 商品の相談なら金融機関
  2.  資金計画の相談はFP(ファイナンシャルプランナー)
  3. 住宅ローンの基礎知識を聞くなら不動産会社

銀行へは商品中心の相談をするのに適している

「各銀行における住宅ローンの内容を詳しく知りたい」という人は、銀行への相談をおすすめします。

住宅ローンを提供している銀行に直接相談することは、最もポピュラーな方法だと言えるでしょう。

銀行は主に「商品中心」の相談に適しており、具体的には以下のような悩みや疑問を持つ人におすすめです。

金融機関はこんな人におすすめ

  • どんな住宅ローンを取り扱っているのか知りたい
  • 審査基準が知りたい
  • 住宅ローンを借りる際の流れが知りたい

FPへは自身の資金計画を相談するのに適している

住宅ローンは、多額の借り入れを行うため、お金に関する悩みや不安を持つ人も非常に多いでしょう。

銀行は、提供している住宅ローンの詳しい仕組みから、実際に住宅ローンを借りる際の流れなどの基本部分を深く知ることができます。

しかし、以下のようなお金に関する相談は、FPの方が適切だと言えるでしょう。

FPはこんな人におすすめ

  • 各銀行の住宅ローンを比較したい
  • 無理なく返済できる適切な借入額を知りたい
  • 住宅ローン控除について知りたい

不動産会社は住宅ローンの基礎知識を聞くのに適している

「住宅ローンについて知識がない」など全体的に不安を抱えている人は、不動産会社への相談をおすすめします。

銀行やFPは住宅ローンのよくある相談先としても知られていますが、実は不動産会社でも住宅ローンの相談をすることができます。

不動産会社では、以下のように「住宅ローンに関する幅広い悩み」に対応できます。

不動産会社はこんな人におすすめ

  • 住宅ローンの仕組みが知りたい
  • 住宅ローンごとに付帯する保障内容の違いが知りたい
  • 月々の返済額・返済期間はどれくらいか知りたい

住宅ローンを相談する前に準備する書類

具体的なアドバイスを受けたいのであれば、収入を証明する書類は必須です。

さらに、購入する物件がすでに決まっている場合とそうでない場合でも、準備すべき書類は異なります。

購入物件が決まっている場合

住宅ローンに関する相談の際は、年収・勤め先がわかる源泉徴収票を用意することが基本です。

もちろん、源泉徴収票の準備は必須ではないため、もし源泉徴収票が手元になければ、手取り額・ボーナス額を合算した年収を伝えるだけでも問題ありません。

購入物件がすでに決まっている場合、相談先は購入物件の情報も把握する必要があるため、必要となる書類が増えます

  • 源泉徴収票など、年収・勤め先がわかるもの
  • 物件チラシなど、購入物件の場所や規模・値段がわかるもの
  • 重要事項説明書・売買契約書

もちろんこれらの書類は、署名・調印する前のものでも問題ありません。

購入物件が決まっていない場合

購入物件がまだ決まっていない状態で、住宅ローンに関する相談をする際は、以下の書類を準備しておきましょう。

  • 源泉徴収票など、年収・勤め先がわかるもの
  • 健康保険証など、社会保険に加入していることがわかるもの
  • ローン残高証明書など、住宅ローン以外に契約しているローンの残高がわかるもの

まだ返済していないローンが残っているにも関わらず、ローン残高を提示しないままおおよその借入可能額を算出しても、実際の借入可能額とは大きく異なる可能性があります

もし住宅ローン以外に何らかのローンを返済している場合は、必ずローン残高を証明できるものを用意しておきましょう。

FPへ相談に行く場合

FPへの相談では、「お金」に関するアドバイスを受けることができますので、具体的に資金計画を立てたいのであれば、以下の書類を準備しましょう。

  • 源泉徴収票など、年収・勤め先がわかるもの
  • 健康保険証など、社会保険に加入していることがわかるもの
  • 家計簿・通帳など、支出額・貯金額がわかるもの
  • 年金定期便など、年金加入履歴がわかるもの

これらの書類を準備しておけば、無理のない借入可能額をスムーズに算出することができます。

上記の書類の準備が必須というわけではありませんが、FPへの相談は基本的に相談料が発生します。

お金に関する細かなアドバイスを受けることができるので、可能な限り準備しておきましょう。

書類以外の準備

何度も述べているとおり、FPへの相談は基本的に相談料が発生します。

あらかじめ疑問点を整理しておかなければ、後になって「聞いておきたかった」と悔やんでしまう可能性があります。

そのため、相談前には質問内容をメモしておくことをおすすめします。

【メモ例】

  • 後、教育費などの支出が増えていくが、無理なく住宅ローンを返済できるのか?
  • 物件のリフォームが必要となった際、リフォーム費用は用意できるのか?
  • 住宅ローンの審査に落ちないためにしておくべき準備は? 等

    これに注意!相談の時に気を付けたいポイント

    銀行・FP・不動産会社は得意分野が異なるものの、住宅ローンを借りたいと考えている人のさまざまな疑問に対応することができます。

    住宅ローン相談で気をつけるべきポイント

    ここからは、2つの気を付けるべきポイントをより詳しく説明します。

    ポイント1:銀行への相談は複数行くべき

    住宅ローンを提供している銀行に直接相談することは、特定の住宅ローンをより詳しく把握するために最もおすすめの方法です。

    しかし裏を返せば、相談先の銀行が提供している住宅ローンしか把握できません

    そのため、他行の住宅ローンと比較できないのです。

    住宅ローンは、金利タイプや保障内容が各銀行によって細かく異なる複雑な商品です。

    さまざまな銀行の住宅ローンを知りたいのであれば、複数の銀行に相談へ行くべきでしょう。

    ポイント2:不動産会社は住宅ローンの専門家ではない

    不動産会社が開催している住宅ローン相談会では、住宅ローンに関する知識をある程度持った営業マンに相談することができます

    しかし、不動産会社の営業マンにとって住宅ローンの相談対応は、物件の購入希望者が不安なく物件を購入するためのお手伝いの一環だと言えます。

    もちろん、FP資格を持って相談を受ける営業マンも存在しますが、ほとんどの営業マンは住宅ローンの専門家ではありません。

    そのため、返済額の妥当性や資金計画については、住宅ローンを提供している銀行や、お金に関する知識をしっかり持ったFPの方が頼りになることを覚えておきましょう。

    相談に行く場合の流れ

    住宅ローンの相談に行く場合の流れをステップごとに詳しく説明します。

    STEP1:何を相談したいのか洗い出す

    具体的に聞きたい内容を整理できていなければ、いくら相談しても納得することはできません。

    そのため、相談をする前に「何を相談したいのか」「何を聞いておきたいのか」を洗い出すことが必須です。

    STEP2:悩みや質問内容に適した相談先を決める

    自身の悩みを明確にしたうえで、適切な相談先を決めましょう。

    • 特定の住宅ローンについて知りたい 
      銀行
    • 資金計画などお金に関することについて知りたい 
      FP
    •  住宅ローンの基礎知識について知りたい 
      不動産会社

    STEP3:予約をする

    大まかな相談先が決まれば、実際に電話・メールフォームにて問い合わせをし、相談の予約を取りましょう。

    問い合わせの際は、名前や住所などの基本的な情報、希望の日程などを伝える必要があります。

    スムーズに予約を取りたいのであれば、電話で問い合わせしましょう。

    特に急いでいない人や、忙しくて受付時間内に電話ができないという人は、メールフォームから問い合わせましょう。

    STEP4:相談前の準備をする

    予約日時の直前になって慌てて必要な書類を準備することがないよう、早い段階で必要な書類を準備しておきましょう。

    相談時に必要な書類は先述のとおりですが、不安な人は問い合わせや予約がとれた際の電話にて、必要な書類をあらかじめ聞いておくことをおすすめします。

    STEP5:相談に行く

    ここまでの準備が完了したら、あとは決められた日程に相談に行くのみです。

    あらかじめ準備した質問内容のメモや書類を忘れずに、相談先に訪れましょう。

    不安なく住宅ローンを借りられるよう、納得いくまで相談することをおすすめします。

    まとめ

    ここまで、銀行・FP・不動産会社という3つの相談先の特徴から、相談の際に必要な書類や気を付けるべきポイント、さらに実際に相談をする際の流れまで紹介しました。

    まずは、「今抱えている住宅ローンについての悩みや疑問は何なのか」を明確にして、適切な相談先を探してみてください

    保険相談
    スポンサーリンク
    住宅ローン シミュレーション
    auじぶん銀行
    おすすめ住宅ローン
    auじぶん銀行
    満足度
    4.7
    auじぶん銀行
    最低金利
    0.310%

    2021年07月適用金利

    変動金利

    全期間引下げプラン

    au金利優遇割の場合

    審査結果によっては異なる金利となることがあります。

    総合人気ランキング
    1位 auじぶん銀行
    満足度
    4.7
    auじぶん銀行
    最低金利
    0.310%

    2021年07月適用金利

    変動金利

    全期間引下げプラン

    au金利優遇割の場合

    審査結果によっては異なる金利となることがあります。

    2位 住信SBIネット銀行
    満足度
    4.5
    住信SBIネット銀行
    最低金利
    0.380%

    2021年07月適用金利

    変動金利

    借り換え金利

    3位 新生銀行
    満足度
    4.1
    新生銀行
    最低金利
    0.450%

    2021年07月適用金利

    変動金利

    総合人気ランキングを全て見る

    おすすめの記事ランキング

    新着記事

    • 国税庁
    • 国土交通省
    • 住宅金融支援機構
    • フラット35
    たった1分 住宅ローン シミュレーション