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新築マンションの値引き相場とポイントを解説!値引きが成功しやすいパターンとは

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新築マンションの値引き相場とポイントを解説!値引きが成功しやすいパターンとは
マンション購入
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簡単にまとめると

  • 新築マンションは、購入時期やマンションの売れ行きなどによっては、値引き交渉が可能
  • 不動産会社との交渉は「本当に買う気がある」という姿勢を見せるのがポイント
  • 値引きされやすい物件のデメリットも理解し、買い時を逃さないようにしよう

家を買うとき、費用を少しでも安く抑えたいと思うのは当たり前。

その希望を叶える方法の一つが値引き交渉です。

ですが、「新築のマンションの場合、値引き交渉をするのは難しいのでは?」と思う方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、新築マンションでも、不動産会社の状況を見計らって交渉することで、数十万円~数百万円程度の値引きをしてもらえる可能性があります。

一方、タイミングやコツを知らずに交渉に挑むと、値引きどころか希望のマンションを逃してしまうことも。

そこで今回は、「新築マンションの値引き交渉が成功しやすいパターン」と「交渉する際のポイント」をご紹介します。

新築マンションの購入を考えている方は参考にしてみてください。

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新築マンションの値引きは可能なのか

新築マンションは、場合によっては値引きしてもらうことが可能です。

ただし、いつでも・どんな新築マンションでも値引きをしてもらえるというわけではありません。

不動産会社に値引き交渉ができるかどうかは、時期やマンションの売れ行き状況にもよります

不動産会社は、基本的に「広告開始から竣工までの期間」に完売を目指します。

つまり、マンションが完成する前の「新築」として売り出せるうちに、すべて売ってしまいたいということです。

新築として完売できなそうな状況であれば、値引き交渉の可能性があります。

ただし、不動産会社によってはそもそも値引き販売をおこなっていないこともあるので、過去の事例などを確認しておきましょう。

新築マンションの値引き交渉が可能なパターン

新築マンションの値引き交渉ができるかどうかは、時期や売れ行き状況によります。

値引きの可能性があるのは、以下のようなパターンです。

値引きの可能性があるパターン

それぞれ詳しく見ていきましょう。

パターン① 完成間近や完成後のマンションである

新築マンションは、マンションが完成する前から、インターネットやチラシなどで宣伝・募集を開始します。

不動産会社は、完成前までに完売を目指しているため、完成直前で売れ残っている住戸や、竣工後になっても売れ残っている住戸は、値引きしてもらえる可能性があります。

また、値引き幅は段階により変わってくることも。

「販売開始直後よりも完成間近」「完成間近よりも完成後」のように、時間が経つほど値引きしてもらえる可能性や値引き幅は大きくなります。

ただし、値引きを期待するあまり、希望の物件を逃してしまわないよう注意しましょう。

パターン② 残戸数がわずかである

残戸数が2~3戸とわずかになったときは、値引き交渉のチャンスです。

不動産会社は残戸数がわずかになると、早く売り切って販売活動を終わらせたいと考えることがあります。

狙っている新築マンションが残りわずかであれば、値引き交渉をしてみるのもおすすめです。

ただし、こちらも残戸数がわずかになるタイミングを狙いすぎると、条件のよい住戸が売り切れてしまう可能性があるので注意をしましょう。

パターン③ 不動産会社の決済月である

車や家電は、販売会社の決算月に安くなる傾向があります。

実は、これは新築マンションも同じ。

不動産会社や営業担当者が、「決算までに売り切ってしまいたい」と考えるケースも少なくありません。

一般的に、不動産会社の決算月は3月なので、手続きにかかる時間などを加味すると、2月末頃が値引き交渉の狙い目です。

パターン④ 部屋が不人気になる条件がある

部屋にネガティブな条件があり、人気がないという理由で、値引きができるケースもあります。

  • モデルルームに使われていた部屋
  • 北向きの部屋
  • 1階で眺望がよくない部屋

など、不人気になる条件があると、値引き交渉をできる可能性があります。

ただし、ネガティブな条件は、住み心地や売却するときの金額にも影響するので、目先の値引き額にとらわれず、問題ないのかよく考えてみましょう。

新築マンションの値引き相場

新築マンションの値引きの相場は、時期によって異なります

値引き幅は、時間が経つほど大きくなります。

基本的に、新築マンションの値引き額は端数(2980万円であれば「80万円」)程度。

ただし、売れ残りの期間が長くなると、諸費用分の2~3%、次に5%、そして10%ほどの値引きになる可能性もあります。

新築マンションの値引き交渉の際のポイント

新築マンションの値引き交渉をするときには、さきほどご紹介したようなタイミングを見極めること以外にもポイントがあります。

大切なのは、不動産会社の営業担当に対し、「この人は本気で買おうとしてくれている」と思わせること。

具体的なポイントは以下の通りです。

新築マンションで値引き交渉時のポイント

ひとつずつ見てみましょう。

ポイント① 住宅ローンの事前審査を済ませておく

1つ目のポイントは、住宅ローンの事前審査を済ませておくことです。

新築マンションは、住宅ローンを借り入れて購入するのが一般的。

住宅ローンは誰でも借りられるわけではなく、金融機関の審査を通過する必要があります。

不動産会社にとっては、住宅ローンが通るか分からない人よりも、住宅ローンが確実に通って買ってくれる可能性が高い人のほうが有力です。

住宅ローンの審査には、購入申込時におこなう事前審査と、売買契約時におこなう本審査があります。

事前審査によって、住宅ローンを借りてマンションを買える人かどうかを判断できるため、事前審査を済ませておくことで、値引き交渉できる可能性が高くなるでしょう。

住宅ローンの事前審査には、

  • 申込書
  • 本人確認書類
  • 源泉徴収票のコピー

などが必要になるので、目星の物件を見つけたら、これらの書類を用意しておくことをおすすめします。

ポイント② 比較対象を出して具体的に交渉する

2つ目のポイントは、比較対象の物件を出して具体的に交渉することです。

「値引きしてほしい」と曖昧に交渉するよりも、具体的に交渉をすることで、「本気で購入する気持ちがある」ということをアピールできます。

「隣の◯◯マンションは◯万円安いから迷っている」と、ライバル物件と迷っていることを話したり、「◯万円値引きしてくれたら必ず購入します」と具体的な値引き額を提示したりし、交渉することが大切です。

提示額通りの値引きをしてくれるとは限りませんが、「では、◯万円の値引きでどうでしょう」と交渉に入れる可能性が高くなります。

ポイント③ 希望の物件を逃さないように注意する

3つ目のポイントは、希望の物件を逃さないように注意するということです。

新築マンションの値引きを待っている人は、ほかにもいます。

値引きされるタイミングを狙いすぎると、希望の部屋が先に売れてしまう可能性があります。

また、値引き交渉をしている間に、ほかの人に購入されてしまう可能性もあります。

値引きを期待するあまり、希望の部屋を逃してしまうことがないようにしましょう。

ポイント④ 値引きされやすい物件のデメリットを理解する

4つ目のポイントは、値引きされやすい物件のデメリットを理解しておくということです。

最後まで売れ残り、値引きされやすい物件というのは、それなりのデメリットがある傾向があります。

北向きで日当りが良くなかったり、1階で眺望が悪かったりと、不人気になる理由があるのです。

値引きされたから」という理由で安易に購入してしまうと、住心地が悪かったり、いずれ売却したときに思うような金額で売れなかったりすることがあるので、デメリットに納得できるかどうかは慎重に判断しましょう。

「小さな子どもがいるからむしろ1階がいい」という人や、「日中は家にいないから方角は気にしない」という方など、デメリットがメリットになる場合は、値引きされるタイミングを待つのもいいですね。

まとめ

新築マンションは、時期や売れ行きなどの状況によっては、値引き交渉をすることが可能です。

完成間近や残戸数わずかになったとき、不動産会社の決算月など、早く売ってしまいたいタイミングで交渉をすると、値引きしてもらえる可能性が高くなります。

また、値引き交渉は、「本気でマンションを購入したいと思っている」とアピールすることが大切。

住宅ローンの事前審査を済ませておいたり、具体的な希望金額を提示したりすることで、不動産会社の営業担当に対して購入意欲をアピールできます。

しかし、値引きを期待してタイミングを待っていると、他の人に買われてしまう可能性も。

希望の物件を見つけたときには頻繁にチェックをして、買い逃すことがないようにしましょう

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