• 2021.07.14

持ち家の維持費は年40万円?内訳と安く抑える方法をご紹介!

執筆者: よしだゆき (ライター)
持ち家の維持費は?

    家の購入を考えているけれど、

    「どのくらい維持費がかかるのか不安」
    「将来お金のことで困りたくない」

    と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

    持ち家の維持費は、1年で30~40万円ほどかかるといわれています。

    維持費のなかに含まれているのは、税金や保険料、修繕費などです。

    30年間持ち家に住んだ場合にかかる維持費の内訳イメージ
    税金 300万円
    修繕費用 800万円
    保険料 80万円
    合計 1,180万円
    1年間あたりの費用 39.3万円

    これらのお金は住宅ローン完済後もかかるため、何も考えずに家を購入してしまうと、将来資金不足に陥る可能性もあります。

    維持費は住む家によっても大きく異なるので、家選びの際には必ず考えておくべきポイントです。

    そこで本記事では、維持費の内訳や相場、安く抑える方法について詳しく解説します。

    後半ではマンションと戸建ての維持費の比較もご紹介しますので、購入する物件を悩んでいる方は参考にしてみてください。

    この記事を執筆・監修している専門家

    執筆者

    よしだゆき

    ライター

    元住宅情報誌編集者。 築35年の中古マンションをフルリノベして、 都内に暮らす住宅系フリーライター。 街歩き・再開発・タイルのおうちが好き。2児の母。

    編集者

    ナビナビ住宅ローン編集部

    住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。

    持ち家の維持費は年間30~40万円

    一戸建ての維持費の目安は、年間30~40万円です。

    維持費には大きく分けて

    の3項目があります。

    それぞれの内訳としては、以下のようなイメージです。

    30年間持ち家に住んだ場合にかかる維持費の内訳イメージ
    税金 300万円
    修繕費用 800万円
    保険料 80万円

    持ち家にかかる維持費は、物件の種類や広さなどの条件によって金額が大きく変わってきます

    なお、マンションの維持費との違いは、後半でご説明します。

    戸建ての維持費①税金

    賃貸と異なり、持ち家の場合は税金がかかります

    家にかかる税金には、

    があります。 

    固定資産税

    固定資産税とは、家や土地などの固定資産にかかる税金のこと。

    戸建ての場合は、月1~2万円(年10~20万円)かかるといわれています。

    詳しくは、東京都主税局のホームページをご確認ください。

    固定資産税は、評価基準に照らして算出した建物の価格に応じて課税され、築年数によっても変動があります。

    新築で購入する場合、不動産業者が把握していることが多いので担当者に問い合わせてみてください。

    また、固定資産税は広さや耐火性などによって軽減措置を受けられることがあるので、チェックしてみましょう。

    都市計画税

    都市計画税とは、道路建設や上下水道の整備を目的とした税金のこと。

    家を持っている人全員が支払うのではなく、「市街化地域」に該当する人のみ納めます。

    都市計画税が発生する場合、その相場は、年2~3万円ほどです。

    家を建てる場所や購入を検討している場所が市街化地域かどうかは、インターネットや自治体窓口で調べることが可能です。

    戸建ての維持費②修繕費

    マンションの場合、住宅の修繕にかかる費用を毎月「修繕積立金」として積立て、計画的に修繕をおこないます。

    しかし、戸建ての場合は自分で計画的にお金を貯め、定期的にメンテナンスやリフォームをおこなわなければいけません

    メンテナンスが必要になる年数と金額の目安は、以下のとおりです。

    戸建てのメンテナンス頻度やかかる費用
    メンテナンス・リフォーム場所 年数・頻度 かかる費用
    外壁 10-15年ごと 80-100万円
    屋根 10-15年ごとに点検
    (スレートは10年ごとぐらいに点検)
    40-80万円
    (塗り替え)
    壁紙 汚れが気になったら 40-50万円
    フローリング 点検:5年ごと
    張替:20年
    15-20万円
    (/6畳)
    水栓・配管 点検:5年
    取り換え:20年
    50-100万円
    キッチン 10-15年 60-90万円
    洗面台 10-15年 20-30万円
    トイレ 20-30年 15-20万円
    ユニットバス 20年 70-80万円
    給湯器 7-15年 15-20万円
    シロアリ対策 5年ごと点検 20万円

    いつ・どんな修繕が必要になるか考えて、計画的に資金を用意してくことが大切です。

    戸建ての維持費③保険料

    戸建てを購入したら、火災保険に入るのが一般的です。

    なぜなら、住宅ローンを借入する際に火災保険への加入が必須になっているからです。

    火災保険は、10年補償で10万円前後が相場になります。

    火災保険に付随して、家財保険や地震保険があり、必要に応じて加入が可能です。

    保険の種類 概要 加入
    火災保険 火災、落雷などの災害、盗難や破損などを補償
    ※地震は含まれない
    住宅ローンを組む場合は必須
    家財保険 建物内の家電、衣類、その他日常生活で必要なものを補償 火災保険に付随し任意
    地震保険 地震・噴火・津波を原因とする火災や損壊・埋没・流出による損害を補償 火災保険とセットで任意加入

    火災保険以外の保険の加入は任意です。

    保険に入れば入るだけ補償の範囲は広がりますが、保険料の負担も大きくなります。

    住むエリアや必要な補償内容に応じて検討するようにしましょう。

    戸建ての維持費を抑える方法

    一戸建ての維持費の目安は、年間30~40万円かかります。

    しかし、維持費は工夫次第で抑えることが可能です。

    具体的な方法を3つご紹介します。

    一戸建ての維持費を抑える方法

    固定資産税の控除を利用する

    戸建ての固定資産税は、月1~2万円(年10~20万円)です。

    固定資産税は広さや築年数などによって控除を受けられます。

    購入予定の家が該当するかどうかチェックしておきましょう。

    条件 控除内容
    住宅用地に対する
    軽減措置
    ●住宅用地であること
    ●住宅1戸につき200㎡以下であること
    ●200㎡までの土地は評価額が1/6になる
    ●200㎡を引いた残りの土地は1/3になる
    新築住宅の減額 ●購入した家が新築であること
    ●住宅の床面積が50平米~280平米であること
    ●新築されてから3年間、家屋の税額が1/2になる
    認定長期優良住宅の減額 ●購入した家が新築であること
    ●住宅の床面積が50平米~280平米であること
    ●耐久性・安全性等の住宅性能が一定基準を満たすと認定されていること
    ●新築されてから5年間、家屋の税額が1/2になる

    火災保険の比較・見直しを行う

    保険は不動産会社から紹介されたものになんとなく入る人が多く、補償内容を把握できていないことも多くあります。

    とくに、火災保険に含まれる家財保険の内容はきちんと把握できていない人が多いようです。

    複数社のプランを比較検討してから保険に加入し、定期的に見直しをすることで、保険料の節約につながります。

    点検・メンテナンスはこまめに行う

    メンテナンス費が高いため、つい後回しにしてしまう方も多いのではないでしょうか。

    長い間放置してしまうと、メンテナンスの際に大規模な工事や取り換えが必要になり、結果的に費用が高くついてしまうことも。

    大切なのは、日頃の掃除やメンテナンスをこまめにおこなうことです。

    カビを防止するために窓枠をこまめに拭いたり、水回りの掃除や換気を毎日おこなったりすることで、修繕費を抑えることにつながります。

    マンションと戸建ての維持費の違い

    ここまでは戸建ての維持費についてご紹介しました。

    マンションの場合は、戸建てとは違った維持費がかかります。

    具体的に見てみましょう。

    マンションと戸建ての維持費の違い

    固定資産税の違い

    戸建てと比べて、マンションは固定資産税が高くなる傾向があります。

    これは、マンションは鉄筋コンクリートでつくられているため、木造の戸建てよりも資産価値が高いとみなされるためです。

    保険料の違い

    戸建てと比べて、火災保険料はマンションのほうが安くなります。

    これは、木造の戸建てよりも鉄筋コンクリートのマンションのほうが防火性が高いためです。

    10年間の火災保険料の目安としては、戸建てが10万円前後であるのに対して、マンションでは2万円前後に抑えられます。

    修繕・管理費の違い

    戸建ては管理費や修繕積立金は発生せず、すべて自分で計画的にためておく必要があります。

    一方、マンションは月々管理費や修繕積立金を支払わなくてはいけません。

    相場は、管理費が月1万5,000円ほど、修繕積立金が月6,500円ほどです。

    あわせて約2万円の支払いが発生します。

    30年間マンションに住んだ場合と、戸建てに住んだ場合の維持費の違いを見てみましょう。

    マンション 戸建て
    管理費・修繕積立費 約780万円 0円
    メンテナンス費用 0円 約700万円
    駐車場代 約700万円 0円

    駐車場代を含めると、マンションのほうが800万円ほど高くなります。

    また、マンションでは住宅ローンを完済した後も管理費・修繕積立金の支払いが続くことも覚えておきましょう。

    戸建てとマンションどちらを選ぶべきか

    固定資産税や火災保険料はマンションのほうが安く、管理費・修繕費・駐車場代はマンションのほうが高いということが分かりました。

    維持費という観点で見れば、戸建てに向いているのは定期的に家の手入れができる人です。

    こまめに手入れやメンテナンスができれば、戸建てのほうが維持費を抑えることができるでしょう。

    一方、お金を払えば管理をしてもらえるマンションは、忙しい人やこまめな手入れが苦手な人に向いています。

    維持費の違いだけでなく、ライフスタイルに合わせて物件を検討しましょう。

    まとめ

    記事では、維持費の内訳や相場、安く抑える方法などについてご紹介しました。

    維持費は物件の種類や条件などによって変わってきます。

    今回ご紹介した戸建ての維持費は、1年で30~40万円ほどです。

    かかる費用の内訳としては、固定資産税や保険料、修繕費用などが挙げられます。

    月々の返済に気を取られて見落としてしまいがちな維持費ですが、工夫によって節約することは可能です。

    保険料の見直しや、こまめな掃除・メンテナンスをすることで、年間の維持費を節約することができます。

    維持費は住む家によって、金額やどのような払い方をするかが異なるので、家選びのときに考慮しておくようにしましょう。

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