• 2021.09.17

住宅ローンの金利引き下げ交渉を成功させるコツ | 失敗してもデメリットはない

執筆者: 中澤悠生 (ナビナビ住宅ローン編集部)
住宅ローンの金利引き下げ交渉

交渉をすれば住宅ローンの金利が引き下げられることがあるーー。

住宅ローンを返済していくなかで、このようなことを耳にする機会があるかと思います。

結論からいうと、

などすべての金融機関で、住宅ローンの金利引き下げ交渉をすること自体は可能です。

ただし実際に金利が引き下げられるかは交渉次第。

この記事では、住宅ローンの金利引き下げ交渉を成功させるコツを紹介していきます。

執筆・監修している専門家

執筆者

中澤悠生

ナビナビ住宅ローン編集部

保有資格・検定

3級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士、住宅ローンアドバイザー、

住宅ローンアドバイザー、3級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士。「家を買いたいけど、ローンをどう選べば良いかわからない」「不動産屋さんに勧められるままにローンを契約したけど後悔している」などの悩みを持っている方が多くいらっしゃいます。このような悩みを解決するべく、当サイトではどこよりも分かりやすい住宅ローン情報を届けることをモットーに執筆・編集をしています。

編集者

ナビナビ住宅ローン編集部

住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。

住宅ローンの金利引き下げ交渉を成功させるコツ

金融機関の信頼を損なわずに金利引き下げ交渉を成功させるコツは、住宅ローンの借り換えを本格的に検討している旨を金融機関に伝えることです。

金融機関は借り換えされてしまうと、将来受け取るはずの利息がなくなってしまいます。

金融機関としては「借り換えされて利息がなくなってしまうより、金利を引き下げてでも住宅ローンを継続してもらおう」と考えるので、借り換えの意思表示をすることで金利引き下げに応じてもらいやすくなります

ここからは、金利引き下げ交渉を成功させる手順を説明していきましょう。

ステップ1:借り換え候補の金融機関で事前審査を申し込む

引き下げ交渉を円滑に進めるには、住宅ローンの借り換えを本格的に検討している旨を金融機関に伝える方法が有効です。

そのため、まずは借り換え候補となる金融機関で事前審査に申し込みましょう

事前審査に申し込むときのポイント

  1. 複数の金融機関に事前審査を申し込む
  2. 今よりも金利が低い住宅ローンを選ぶ
  3. 実際に借り換えることを前提にする

事前審査の結果が分かるまでに1週間ほど必要になるケースもあるため、金利引下げ交渉を思い立ったら早めに申し込んでおくことをおすすめします。

借り換え候補選びでは一括シミュレーションが便利

一つひとつの金融機関で借り換えメリットを調べていく作業は、面倒ですし時間もかかります。

借り換えの一括シミュレーションを活用すれば「メリットが大きい借り換え先」「借り換えによるメリット額」「諸費用の金額」などをたった1分で調べることが可能です

まずは借り換えシミュレーションで気軽にメリットを調べてみてください。

ステップ2:借り入れ先の金融機関への金利引下げ交渉

借り換えの事前審査に通過したら、現在住宅ローンを借りている金融機関に対して金利引下げ交渉を行います。

借り換え候補の金融機関で事前審査に通過していることを説明した上で、「借り換えで必要となる諸費用を踏まえてコストメリットのある金利に引き下げてくれるのなら、このまま借り入れを継続する」と伝えましょう。

ただし、金利を引き下げるということは銀行が得られる収益を減らすということなので、簡単に金利引下げ交渉に応じてくれる金融機関は多くありません

そのため金利引き下げの交渉時は、今後も借り続ける意思があるからこそ事前に借り換えの相談に来た旨を好意的な姿勢で伝えることが大切です

POINT

借り換え候補のシミュレーション結果は、重要な交渉材料です。

金利交渉の際には、必ずシミュレーション結果を持参しましょう。

ステップ3:交渉結果を踏まえて判断する

金利交渉の結果を踏まえて、今の金融機関で継続するのか、違う金融機関へ借り換えるのかを判断しましょう。

ただし金利引下げ交渉が成功したからといって、必ずしも借り換えより低い金利が適用されるとは限りません

下記の特徴も参考にしながら、金利や手続きの手間なども含めた上でご自身のニーズに合う方法を検討しましょう。

借り換えが向いている人

  1. 金利を最大限低くしたい
  2. 違う金利タイプや団信に変更したい
  3. 諸費用を支払う余裕がある

金利交渉が向いている人

  1. 借り換えの手間や諸費用を省きたい
  2. 同じ金融機関を使い続けたい

地方銀行やメガバンクで金利引き下げ交渉を行うよりも、より低金利のネット銀行に借り換えるほうが金利は低くなりやすいでしょう

住宅ローン金利はいくら引き下げできる?他の金融機関と比較

一般的にネット銀行は金利が低く、次いでメガバンク、地方銀行の順になっています。

自身が現在借り入れている金融機関と同じグループで比較してみましょう。

また住宅ローンの金利引き下げ交渉にあたり、借り換え先を見つけて事前審査を通す必要があります。

金利の低い金融機関を見つけ、借り換えの事前審査を申し込んでみましょう

メガバンクの住宅ローン金利一覧表
金融機関 変動金利 全期間35年固定金利
三井住友銀行
0.475%

2021年10月適用金利

1.390%

2021年10月適用金利

三菱UFJ銀行
0.475%

2021年10月適用金利

1.600%

2021年10月適用金利

みずほ銀行
0.375%

2021年10月適用金利

0.980%

2021年10月適用金利

りそな銀行
0.470%

2021年10月適用金利

融資手数料型(別途融資手数料有り)

1.245%

2021年10月適用金利

融資手数料型(別途融資手数料有り)

ネット銀行などの住宅ローン金利一覧表
金融機関 変動金利 全期間35年固定金利
auじぶん銀行
0.310%

2021年10月適用金利

全期間引下げプラン

au金利優遇割の場合

審査結果によっては異なる金利となることがあります。

1.150%

2021年10月適用金利

当初期間引下げプラン

au金利優遇割の場合

審査結果によっては異なる金利となることがあります。

ソニー銀行
0.457%

2021年10月適用金利

変動セレクト

新規購入で自己資金10%以上

1.527%

2021年10月適用金利

住宅ローン

新規購入で自己資金10%以上

楽天銀行
0.517%

2021年10月適用金利

イオン銀行
0.520%

2021年10月適用金利

新生銀行
0.450%

2021年10月適用金利

1.350%

2021年10月適用金利

自己資金10%以上

住信SBIネット銀行
0.410%

2021年10月適用金利

1.390%

2021年10月適用金利

地方銀行の住宅ローン金利一覧表
金融機関 変動金利 全期間35年固定金利
横浜銀行
0.440%

2021年10月適用金利

【新規借入限定】融資手数料型

さらにおトクな金利プラン利用

1.150%

2021年10月適用金利

千葉銀行
0.625%

2021年08月適用金利

1.810%

2021年08月適用金利

静岡銀行
0.625%

2021年08月適用金利

カスタムFLEX

1.200%

2021年08月適用金利

住宅新時代

京都銀行
0.775%

2021年08月適用金利

1.200%

2021年08月適用金利

自己資金10%以上

北陸銀行
0.975%

2021年08月適用金利

京葉銀行
0.725%

2021年08月適用金利

1.310%

2021年08月適用金利

北海道銀行
1.175%

2021年08月適用金利

滋賀銀行
0.775%

2021年08月適用金利

常陽銀行
0.625%

2021年08月適用金利

住宅ローンの金利引き下げ交渉は失敗しても問題ない

金利引き下げ交渉に失敗しても、借り換えの審査が通らなくても問題ありません。

もし失敗しても、現在の住宅ローンの借り入れを継続すればいいからです

また金利引き下げ交渉や、借り換えの審査にお金もかかりません。

金銭的なデメリットはまったくなく、失敗しても今の状態を継続すればいいだけなので、金利の引き下げ交渉はぜひチャレンジしてみましょう

ただし現在借り入れている金融機関で、金利を引き下げを実行するためには再審査が行われます。

返済が遅滞していないことや、収入の減少、転職による勤務先の変更がないか確認するために、健康保険証や源泉徴収票などを提出する必要があることを覚えておきましょう。

まとめ

現在借りている住宅ローンの金利は、交渉次第で引き下げられることがあります。

引き下げ交渉を行う手順は、以下の通りです。

金利引き下げ交渉の手順

  1. 借り換え候補の金融機関で事前審査を申し込む
  2. 借り入れ先の金融機関への金利引下げ交渉
  3. 交渉結果を踏まえて判断する

ただし、引き下げ交渉に成功したとしても、金利が限界まで引き下げられるとは限りません。

住宅ローンの借り換えを行うほうがコストメリットが大きくなる可能性もあるため、どちらの方がご自身にとってメリットが大きいのかを確認した上で、今の金融機関を利用し続けるのか、借り換えるのかを判断なさってくださいね

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審査結果によっては異なる金利となることがあります。

2位 住信SBIネット銀行
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最低金利
0.398%

2021年10月適用金利

変動金利

借り換え金利

3位 新生銀行
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新生銀行
最低金利
0.400%

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