• 2021.03.12

中古マンション値引き交渉の4つポイントと成功しやすいパターンを解説!

執筆者: よしだゆき (ライター)
中古マンションの値引き交渉のポイントと成功しやすいパターン
  • 中古マンションは、売主の状況や条件によっては値引き交渉が可能
  • しかし、値引き交渉しづらいタイミングで交渉すると、購入できなくなってしまうことも
  • 交渉しやすいパターンとしづらいパターンをチェックして、賢くマンションを買おう!
  • 中古マンションの値引きを交渉したら安くしてもらえた!
  • 元値より100万円安く買えた!

という話を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

中古マンションは値引き交渉によって、数十万円~数百万円安くしてもらえることがあります。

しかし、やみくもに交渉するのはNG。
しっかりと事前準備をし、ポイントを押さえて交渉に臨むことが大切です。

値引きにこだわるあまり物件を売ってもらえなくなる場合や、もともと相場よりかなり高額に設定されていたために値引きしてもお得な買い物とは言えない場合もあるのです。

そこで今回は、トラブルなく値引き交渉をするためのポイントをご紹介します。

中古マンションの購入を検討している方は参考にしてみてください。

この記事を執筆・監修している専門家

執筆者

よしだゆき

ライター

元住宅情報誌編集者。 築35年の中古マンションをフルリノベして、 都内に暮らす住宅系フリーライター。 街歩き・再開発・タイルのおうちが好き。2児の母。

編集者

ナビナビ住宅ローン編集部

住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。

中古マンションの値引き交渉は一般的なのか

結論から言うと、中古マンションの値引き交渉は可能です。

中古マンションの販売価格は売主が決めていて 、売主の懐具合などの状況によっては、値引き交渉が できます。

交渉は、飼い主と売主が直接行うことは少なく、不動産仲介業者を通して行うのが一般的です。

交渉が成立すれば、最終的に売主が価格を決め、値引きが行われます。

値引き幅は「端数」程度

中古マンションの値引き幅は、端数程度が一般的です。

つまり 販売価格が2,980万円ならば、端数の80万円が妥当なラインになります 。

売主がどれくらい売り急いでいるかにもよりますが、数百万円の値引きということはめったにありません。

また、大幅な値引きをしてもらえる場合は、そもそもの販売価格を高く設定している可能性があります。

これでは値引きに成功しても、相場より高く買ってしまうことになるので、物件の選び方を間違えてしまっているかもしれません 。

中古マンションの値引き交渉をする際のポイント

中古マンションの値引き交渉をするのなら、ポイントをおさえて交渉することが大切です。

具体的なポイントは以下の通りです。

中古マンションの値引き交渉時のポイント

ひとつずつ詳しく見てみましょう。

売主の状況を把握する

中古マンションの場合、値引きをするかどうか最終的に決めるのは売主です。

値引き交渉をする際に、売主の状況を知ることが大切です。

売主が「早く売りたい」と考えている場合は、値引きしてもらえる可能性が高くなります。

たとえば、売却理由が遠方への引越しや住み替えなどの場合や、売り出して時間が経っている場合は、値引きに応じてくれる可能性があるでしょう。

物件の相場を知る

物件の相場を把握することで、値引き交渉の材料にできる可能性があります。

たとえば、相場よりも高い物件の場合、競合物件を引き合いに、「◯万円値下げしてくれたら買う」などと交渉できます。

物件の相場は、不動産会社に聞けば教えてくれることがあります。

また、不動産情報サイトで立地・広さ・築年数などの条件を入れることで、大体の相場を把握することも可能です。

住宅ローンの事前審査を済ませておく

中古マンションは、住宅ローンを借り入れて購入するのが一般的です。

住宅ローンは誰でも借りられるわけではなく、金融機関の審査を通過する必要があります。

売主や不動産会社にとっては、住宅ローンの審査に 通るか分からない人よりも、住宅ローンの審査に通過する見込みがあり、 物件を購入する可能性が高い 人に売りたいものです 。

事前審査を済ませておくことで信頼を得やすくなり、値引き交渉の可能性が高くなるでしょう。

売主に信用してもらえる伝え方を意識する

中古マンションを売ってもらえるかどうかは、最終的に売主が判断します。

そのため、いきなり大幅な値引きを要求したり、家の欠陥を指摘したりすると、そもそも売ってもらえなくなる可能性もあります。

交渉をするときには、「修繕が必要な個所があるのでその分を値引きしてほしい」など物件の状況を把握した上で、納得のいく理由をつけて伝えるようにしましょう。

中古マンションの値引き交渉が成功しやすいパターン

中古マンションは、必ず値引きに成功するわけではありません。

ここからは、値引き交渉が成功しやすいパターンをご紹介します。

中古マンションの値引き交渉が成功しやすいパターン

売りに出して3か月以上経過している

物件が売れ残っている場合は、売主が「早く売ってしまいたい」と考えていることが多くあります。

目安としては、売りに出して3ヶ月以上経っていると、値引きしてもらえる可能性が高いといえるでしょう。

売主が住み替えを希望している

売主がすでに新居を購入しており、住替えのために売却をする場合、住宅ローンの支払いが二重になっています。

住宅ローンを二重で支払う場合、住んでいないほうの住居の家賃と金利部分は捨て金になり、家計の負担も大きいでしょう。

このような状況だと、売主は「少しくらい値引きをしてもいいから早く売ってしまいたい」と考えている可能性が高くなります。

そのため、売主が住み替えを希望している場合、値引きできる可能性が高いと考えられます。

売主に遠方への引っ越しや離婚などの事情がある

海外転勤などの理由で、転勤までの間に売却を済ませたいと考えている場合、値引き交渉できる可能性があります。

また、離婚のケースも同様です。

離婚が決まると、共有資産であるマンションを売却して現金化しようとするケースが少なくありません。

「一刻も早く売却してしまいたい」と考えている事が多く、値引き交渉に応じてくれる可能性も高いでしょう。

中古マンションの値引き交渉をするべきではないパターン

値引き交渉が成功しやすい中古マンションがある一方で、値引き交渉をしにくいパターンもあります。

下手に値引き交渉をすることで、売主に売ってもらえなくなってしまうことがあるので、注意しましょう。 

中古マンションの値引き交渉をするべきではないパターン

値引きを想定していない価格設定

もともとリーズナブルな価格に設定していて、値引きを想定していない場合は、値引き交渉は難しいでしょう。

部屋にリフォームをしなければいけない箇所があったとしても、それを見越して安く価格設定している場合は、交渉材料にはなりません。

春・秋など購入が集中する時期

入学や進学、人事異動などで人が動く春と秋は、物件の購入が集中するシーズンです。

この時期には内覧希望者や購入希望者が多いため、競争率が高く、値下げ交渉が難しい可能性があります。

値引き交渉をすると、満額で他の人に買われてしまう可能性もあるので、状況をよく見極めることが大切です。

売主に相場感がない

売主のなかには、不動産会社から提示された査定価格で絶対に売れると考えている人もいます。

このような売主の場合、相場とずれていて長期間売れ残っていても、値引き交渉は厳しいでしょう。

中古マンションの値引き交渉のステップ

中古マンションの値引き交渉は、いつ・どのようにおこなうのでしょうか。

値引き交渉には、大きく分けて3つのステップがあります。

ひとつずつ詳しく見てみましょう。

ステップ① 買付証明書の提出

中古マンションを内覧して気に入った場合、売主か不動産仲介業者に買付証明書(購入申込書)を提出します。

買付証明書とは、「この物件をこの金額で買います」という購入の意思を伝えるものです。

この書類の購入価格の部分に、値引き後の希望価格を記入しておきます。

買付証明書の提出順に、交渉権が1番手、2番手…と決まります。

もし1番手になったとしても、満額での購入希望の2番手が現れれば購入できなくなる可能性もあるので、この時点で「他に購入希望者がいるかどうか」を確認しておくことが大切です。

ステップ② 住宅ローンの事前審査

売主や不動産会社にとっては、住宅ローンが通るか分からない人よりも、住宅ローンが確実に通って買ってくれる可能性が高い人のほうが安心です。

住宅ローンを借りるときには、本審査の前に事前審査があります。

購入可能であることを証明する意味でも、先に住宅ローンの事前審査に申し込んでおくことが大切です。

事前審査で購入可能であることを証明できれば、値引き交渉できる可能性が高くなるでしょう。

ステップ③ 不動産仲介業者を通して交渉

値引き交渉は、必ず不動産仲介業者を通しておこないます

買主から売主に直接交渉することはNGです。

不動産仲介業者は、売主からの「いくらで売りたい」という希望と、買主からの「いくらで買いたい」という希望の妥協点を見つけ、契約につなげます。

値引き交渉をする際は、不動産仲介業者の担当者に希望金額を伝え、それを売主に伝えてもらい、判断を待つことになります。

仲介手数料の値引きをする際は注意が必要

中古マンションの金額だけでなく、不動産仲介業者に支払う仲介手数料についても、値引き交渉によって引き下げられる可能性があります。

一方で、値下げ交渉をすることで良い物件を紹介してもらえなくなったり、きちんとアフターフォローが受けられなくなったりする可能性も。

仲介手数料の値引きが可能かどうかは、物件を決める前の最初の段階で確認をし、無理な交渉は避けるようにしましょう。

まとめ

中古マンションは値引き交渉をすることによって、数十万円~数百万円安くしてもらえる可能性があります。

ただし、やみくもに交渉をしても、応じてもらえるわけではありません。

値引き交渉をするときには、売主の状況を把握したり、物件の相場を把握して信用してもらえる伝え方をしたりすることが大切です。

売主が「早く売りたい」と思っている場合は、値引き交渉に応じてもらえることがあるでしょう。

また、買主は住宅ローンの事前審査を通しておいたり、買付証明書を提出したりと、本気で購入する意思があることを示すのも大切です。

中古マンションを購入するときには、ポイントをおさえて値引き交渉をしてくださいね。

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