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常陽銀行の住宅ローンを徹底解説!審査ポイントや団信、メリット・デメリットまで全網羅

最終更新日:

常陽銀行の住宅ローンを徹底解説!審査ポイントや団信、メリット・デメリットまで全網羅
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「茨城の地元でなじみのある、常陽銀行の住宅ローンが良さそう」と考え、情報収集している人も多いですよね。

しかしながらその一方で、

  • 常陽銀行で住宅ローンを組むメリット・デメリットは?
  • 金利や団信の内容は?
  • 住宅ローンの審査はどんな内容?

といった疑問をネットだけで解決するのは難しいと感じていらっしゃるかと思います。

そこで当記事では、2019年5月23日に電話聞き取りをした上で、常陽銀行の住宅ローンで気になる金利や団信、審査ポイントなどをメリット・デメリットと共にお伝えしていきます

金利タイプや借入先で
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常陽銀行住宅ローンの金利

常陽銀行住宅ローンの代表的な金利タイプは、

  1. 変動金利・固定金利特約選択型
    「ずっとうれしい金利引き下げ(全期間重視プラン)」
  2. 全期間固定金利型
    「フラット35」

の2つです。

それぞれの金利について、詳しく説明していきますね。

各ローン商品の情報は2019年5月23日時点のHP情報、同日に電話問合せを行った内容に基づき記載しています。
※新規借入れ時の金利を記載しています。

ずっとうれしい金利引き下げ(全期間重視プラン)

常陽銀行でメインに取り扱っている住宅ローンの金利タイプは、変動金利と固定金利特約選択型の「ずっとうれしい金利引き下げ(全期間重視プラン)」です。

このプランは借入れ当初から返済期間終了まで金利の割引が年▲1.4%~年▲1.85%続き、割引率が途中で変動しないという点が大きなポイントです。

金利タイプ金利
変動金利

0.550%

2024年04月適用金利

ずっとうれしい金利引き下げ(全期間重視プラン)

固定金利特約
当初3年

0.875%

2024年04月適用金利

ずっとうれしい金利引き下げ(全期間重視プラン)

固定金利特約
当初5年

1.025%

2024年04月適用金利

ずっとうれしい金利引き下げ(全期間重視プラン)

固定金利特約
当初10年

1.225%

2024年04月適用金利

ずっとうれしい金利引き下げ(全期間重視プラン)

ずっとうれしい金利引き下げ(全期間重視プラン)の特徴

  • 融資事務手数料
    22,000円(税込)
  • 保証料
    一括前払い方式、金利上乗せ方式の2つから選択できる。金利上乗せ方式の場合、年0.2%~0.4%上乗せになる

常陽銀行の住宅ローン金利は、変動金利も固定金利特約もやや高めの金利設定になっていますね。

ただ常陽銀行の住宅ローンは、ローン契約者の勤務先や物件のエリア、資産状況などで金利の引き下げ率が決まる仕組みになっています。

つまりわかりやすくいえば、「人によって適用金利が大きく異なる」ということです。

金利の決まり方が超個別対応なのは、地方銀行ならではのポイントですよ。

地方銀行はハウスメーカーや地元の工務店との提携がしっかりしているため、指定のハウスメーカーだと特別金利が案内されるケースも考えられます。

他の金融機関と比較する際は、まずご自身の適用金利を確認した上で行うようにしましょう。  

フラット35

常陽銀行では、全期間固定金利のフラット35を取扱っています。常陽銀行のフラット35は融資率や返済期間によって金利が異なります

詳しくは以下の表をご確認ください。

常陽銀行住宅ローンフラット35の金利詳細

  • 金利:以下別表
  • 融資事務手数料:55,000円(税込)
  • 保証料:不要
返済期間20年以内
固定
金利
融資率90%以下

1.750%

2024年04月適用金利

フラット20

自己資金10%以上

借入期間15年~20年の場合

一般団信加入

融資率90%以上

1.860%

2024年04月適用金利

フラット20

自己資金10%未満

借入期間15年~20年の場合

一般団信加入

返済期間20年以上
固定
金利
融資率90%以下

2.140%

2024年04月適用金利

フラット35

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

一般団信加入

融資率90%以上

2.250%

2024年04月適用金利

フラット35

自己資金10%未満

借入期間21年~35年の場合

一般団信加入

常陽銀行のフラット35の金利は他の金融機関のフラット35より少し高めの設定になっていますね。

実はフラット35は、常陽銀行で借りても他の金融機関で借りても、商品性に大きな違いはありません。

違いが出るのは「取扱い金融機関ごとに設定している金利と融資事務手数料だけなのです。

常陽銀行の場合、融資事務手数料は低めですが、金利が高く設定されているため、他の金融機関と比べた時にどうしてもメリットが少なくなりますね。

実際にこの点を常陽銀行に直接問合せたところ、「フラット35は主力商品ではないので取扱い自体が少なく、9割以上の方が変動金利か固定金利特約型を選ばれます」とのことでした。

常陽銀行住宅ローンの手数料

常陽銀行住宅ローンの金利をご説明したところで、金利と同じくらい重要な「手数料」についてもご案内しておきますね。

住宅ローンの手数料のうち多くを占めるのは

  1. ローン事務手数料(融資事務手数料):
    契約時に必要
  2. ローン保証料:
    契約時に必要
  3. 繰り上げ返済手数料:
    ローン借入後、繰り上げて返済する際に必要

の3つであり、金融機関によって金額が変わってくるのもこの3つです。

他に必要な手数料は法律で税率が決まっていたり、大体の相場があったりするため、金融機関ごとに大きな費用差が生じることはありません。

そのため、ここでは代表的かつ抑えておくべき3つの手数料を、下記の表にまとめました。

常陽銀行の住宅ローン借入れ時のおもな手数料
手数料名説 明金 額
ローン
事務手数料
(融資事務手数料) 
銀行に支払う融資事務手数料常陽銀行住宅ローン:
22,000円(税込)
フラット35:
55,000円(税込)
ローン保証料

保証会社に支払う手数料
※この他常陽銀行では保証会社事務手数料として3.3万円(税込)がかかる
※フラット35の場合は保証料不要

前払い型:
借入金額と借入期間により異なる 例:2,500円30年借入の場合は約48万円
金利上乗せ型:
金利0.2%~0.4%上乗せ
常陽銀行住宅ローン 繰り上げ返済時の手数料
金利種別繰り上げ返済金額手数料(税込)
窓口ネットバンキング
固定金利一部
繰上返済(※1)
22,000円無料
全部
繰上返済
44,000円取扱いなし
変動金利
/固定金利特約型
一部
繰上返済(※1)
5,500円無料
全部
繰上返済
22,000円取扱いなし

※1:金額によらず

※各ローン商品の情報は2019年5月23日時点のHP情報、同日に電話問合せを行った内容に基づき記載しています。
※新規借入れ時の手数料を記載しています。

常陽銀行のローン事務手数料は通常商品で22,000円(税込)、フラット35で55,000万円(税込)と、他金融機関の水準よりやや低めに設定されていますね。

保証料に関しては前払い型でも金利上乗せ型でも他の金融機関と大きな違いはありません。

保証料はローンの返済期間や借入金額によって変わってくるので、手数料を抑えたい人は返済期間を短めにかつ借入金額も少なく設定するほうが良いでしょう。

繰り上げ返済手数料は、常陽銀行専用のネットバンキング「アクセス・ジェイ」を利用すれば基本的に無料です。

唯一、変動金利で7年以内の全額繰り上げ返済は窓口での取扱いになるため有料ですが、借入れ後7年以内でローンを繰り上げ完済できる人はかなり少ないと思います。

住宅ローン返済中の繰り上げ返済は総返済額を抑えるためにもできるだけ抑えたいポイントなので、ほとんど無料なのはありがたいですね。

常陽銀行住宅ローンの団体信用生命保険・疾病保障

常陽銀行の住宅ローンでは、さまざまな団体信用生命保険(通称「団信」)・疾病保障を利用できるのが大きな特徴です。

各団信・疾病保障内容を以下の表にまとめました。

常陽銀行住宅ローンの団体信用生命保険・疾病保障一覧表
フラット35は除く
団信名取扱い+保障内容
金利上乗せ死亡・
高度障害
がん急性
心筋梗塞
脳卒中その他の病気・ケガ保障
地銀協の団信不要ローン残債全額保障
がん保障付住宅ローン+年0.1%
※契約者の年齢や性別によっては不要
ローン残債全額保障がんと診断確定でローン残債全額保障
三大疾病保障付住宅ローン+年0.2%ローン残債全額保障がんと診断確定でローン残債全額保障所定の状態が
60日以上
継続した場合、
ローン残債全額保障
ライフサポート団信付住宅ローン+年0.2%ローン残債全額保障がんと診断確定でローン残債全額保障所定の状態が
60日以上
継続した場合、
ローン残債全額保障
●就業不能状態が3か月継続:毎月のローン返済額を最長9か月まで保障
●就業不能状態が12か月継続:ローン残債全額保障
8大疾病補償付住宅ローン+年0.1%ローン残債全額保障がんと診断確定でローン残債全額保障所定の状態が
60日以上
継続した場合、
ローン残債全額保障
●就業不能状態が30日継続:毎月のローン返済額を最長12か月まで保障
●「8大疾病」を原因として上記の就業不能状態が12か月以上継続した場合ローン残債全額保障
ワイド団信
※引受基準緩和型団信
+年0.3%ローン残債全額保障

常陽銀行では、基本の団信保障である死亡+高度障害保障に加え、さまざまな疾病保障を付けた団信が用意されており、多彩なラインナップになっていますね。

また、健康に不安がある人には専用のワイド団信もあるので安心です。

特約付きの団信は、年0.1%~0.3%の金利上乗せが必要ですが、以下の条件に該当するローン契約者はがん団信が無料で付帯できます。

がん団信が無料で付帯できる条件

  • 18歳以上36歳未満のローン契約者
    「しあわせの空間」適用でがん団信無料
  • 20歳以上51歳未満の女性ローン契約者
    「ロング・エスコート」適用でがん団信無料

がん団信は、がん(悪性新生物)と診断確定されただけでローン残債が全額保障される、シンプルながらも大きな保障が魅力的な団信です。

もし上記の条件にあてはまればがん罹患による返済負担を大きくカバーできるので、ぜひとも付けておきたいですね。

常陽銀行住宅ローンを利用するメリット

常陽銀行の住宅ローンを利用するメリットは、

常陽銀行の住宅ローンを利用するメリット

などがあります。 それぞれ大切なポイントなので、詳しく解説していきますね。

メリット①着工前融資が受けられるので、つなぎ融資が不要

常陽銀行ではいわゆる「つなぎ融資」が不要です。

通常、自宅を新築する場合は住宅の完成後でないと融資が実行されません。

そのため、住宅完成までの必要な資金を支払うために、金融機関に資金を前借りする「つなぎ融資」が必要になります。

しかし、金融機関によってはつなぎ融資を受けられなかったり、手数料が高かったりするため、ローン契約前につなぎ融資で一苦労する人は非常に多いのです。

常陽銀行であれば、住宅の工事着工前に融資を受けられるので、面倒なつなぎ融資問題で頭を抱えることはありません。

ただでさえローン契約は時間と手間がかかるので、つなぎ融資不要はかなりうれしいポイントですよ。

メリット②土日でも対面相談ができ、県内に店舗が多い

常陽銀行の住宅ローンプラザは土日でも対面で相談できて、茨城県内に店舗が多いのが便利なポイントです。

例えば、大手銀行である三菱UFJ銀行の茨城県内の支店数は2店舗ですが、常陽銀行のローンプラザは茨城県内に9店舗もあります。

住宅ローンはただでさえ複雑ですし、手続きにも手間がかかるものです。

仕事が休みの土日に、自宅からすぐに行ける店舗で気軽に対面相談できる利便性は、地方銀行ならではの魅力でしょう。

メリット③女性や若い世代にうれしいがん保障団信の無料付帯サービス 

団信のパートでも触れましたが、常陽銀行では、住宅ローン契約者の年齢や性別に応じてがん保障団信を無料で付帯することができます。

がん保障団信が無料付帯できる条件

  • 18歳以上36歳未満のローン契約者(男女問わず)で、完済時年齢が80歳未満
  • 20歳以上51歳未満の女性ローン契約者で、完済時年齢が80歳未満

20代から30代半ばの若い世代や働く女性が対象なので、多くのローン契約者が該当するのではないでしょうか。

がん保障団信は、ローン契約中にがんと診断確定されたらその時点のローン残債が一括で保障されます。これだけ大きな保障を無料で付けられるのは、大きなメリットですね。

メリット④旅行やレジャーの優待割引が受けられる

常陽銀行で住宅ローンを申し込むと、旅行やレジャーなどの各種優待割引が受けられる「ClubOff for 常陽ハッピーエブリデー」が利用できます。

提供サービスは旅行やレジャーの他、スポーツ、ショッピング、育児・介護サービスまで、ローン返済中の生活に役立つものがたくさんあるのもうれしいポイントです。  

メリット⑤出産や育児休業時の返済据え置きサービス

常陽銀行では、ローン契約者や契約者の配偶者が一定条件を満たせば、出産や育児休業時のローン返済元金を据え置き(停止)できるサービスがあります。

※利息の支払いは発生します。

サービスの利用条件

  • 18歳以上36歳未満のローン契約者
    →夫婦どちらか、また両方が出産や育児のために勤務先を休んだ場合、「しあわせの空間」利用で最大1年間ローン返済元金を据え置きできる
  • 20歳以上51歳未満の女性ローン契約者
    →ローン契約者が出産や育児のために勤務先を休んだ場合、「ロング・エスコート」利用で最大2年間ローン返済元金を据え置きできる

出産後は何かと物入りですし、育児休業中は収入も下がります。

そんなときに、毎月の返済が利息だけになるのは非常にありがたいサポートだといえますね。

メリット⑥地元の銀行ならではの安心感があり、柔軟な対応が期待できる

常陽銀行は地方銀行だからこそ、地域に根差した安心感があり、柔軟な対応も期待できます。

事実、茨城県内の住宅ローンシェアは常陽銀行がトップで、丁寧な顧客対応には定評があります。

金利が低いネット完結型住宅ローンの場合、対面相談ができず、ローン審査においても書類のみで判断されることになります。

つまり、金利は低くても融通が利かないというデメリットがあるわけです。

その点地方銀行は対面で相談できるので、ローン契約者ひとりひとりの立場や状況にあわせた柔軟な対応を期待できますよ。

すでにメインバンクとして常陽銀行を利用している人、常陽銀行と深いパイプを持つハウスメーカーを利用する人の場合、審査が有利になる可能性もあります。

こうした対応力は地元の有力銀行ならではの大きなメリットといえるでしょう。

常陽銀行住宅ローンのデメリット

常陽銀行住宅ローンのデメリットは、

常陽銀行住宅ローンのデメリット

という点です。

デメリット①団信に無料付帯の疾病特約が少ない

常陽銀行の住宅ローン団信にはさまざまな疾病特約が付帯できますが、無料で付けられるものはほとんどありません。

唯一、20代から30代半ばまでの若い世代、または働く女性向けにがん保障団信が無料付帯できるサービスもありますが、それ以外は年0.1%~0.3%程度の金利上乗せが必要になります。

金利は少しでも低いほうがローン返済総額も抑えられるので、金利上乗せはできるだけ避けたいですよね。

最近では無料で疾病特約が付けられる金融機関も増えているため、疾病特約を重視する人にとっては、常陽銀行住宅ローンは少し物足りなく感じるでしょう。

デメリット②金利設定はやや高め

先述のとおり、常陽銀行の金利設定はやや高めです。同じように対面店舗がある金融機関と変動金利の数値を比較してみましょう。

常陽銀行住宅ローンの変動金利(通期引き下げプラン)を他金融機関と比較
金融機関名変動金利茨城県内の店舗数
常陽銀行

0.550%

2024年04月適用金利

ずっとうれしい金利引き下げ(全期間重視プラン)

9店舗
住信SBIネット 銀行

0.298%

2024年04月適用金利

WEB申込コース(通期引下げプラン)

自己資金20%以上の場合

自己資金20%未満の場合、表示金利+0.022%

なし
イオン銀行

0.380%

2024年04月適用金利

金利プラン

物件価格の80%以内でお借入れの場合

4店舗
三菱UFJ銀行

0.345%

2024年04月適用金利

住宅ローン

適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。

2店舗

ネット銀行最安の住信SBIネット銀行などと比べると、常陽銀行の金利は少し高めの設定になっていることがわかります。

とはいえ、金融機関同士で金利の比較をする際は、店舗数の多さや相談のしやすさも加味したうえで、検討するようにしましょう。

常陽銀行住宅ローンでの借入シミュレーション

実際に常陽銀行で住宅ローンを新規借入れする場合、手数料を含めた総返済額はいくらになるのでしょうか。

ここでは、常陽銀行のメイン商品である常陽住宅ローンの変動金利で、下記の前提条件をもとにシミュレーションを行いました。

前提条件

  • 常陽銀行:常陽住宅ローン(新規借入れ)「ずっとうれしい金利引き下げ(全期間重視プラン)」
  • 借入金額:2,500万円
  • 元利均等:返済方式
  • 変動金利:0.625%
  • 返済期間と金利上昇パターン
    ∟パターン① 返済期間25年/11年後に金利1%上昇
    ∟パターン② 返済期間30年/11年後に金利0.5%上昇、21年後に金利0.5%上昇
    ※2019年5月23日時点のHP情報、電話問合せを行った内容に基づき記載しています。
    ※変動金利の125%ルールは考慮していません。
    ※手数料は概算値です。
常陽銀行住宅ローンの借入シミュレーション
金利想定パターン①
返済期間25年
11年後に金利1%上昇
パターン②
11年後に金利0.5%上昇
21年後に金利0.5%上昇
毎月
返済額
1年~10年目
金利:年0.625%
9万34円
11年~25年目
金利:年1.625%
9万6,418円
1年~10年目
金利:年0.625%
7万6,176円
11年~20年目
金利:年1.125%
7万9,789円
21年目~30年目
金利:年1.625%
8万1,580円
ローン
総返済額
2,808万2,712円2,844万420円
手数料58万1350円62万8,425円
手数料込み
返済額
2,866万4,062円2,906万8,845円

常陽銀行住宅ローンの審査  

住宅ローンを検討する上で、特に気になるのが「審査」ですよね。

常陽銀行住宅ローンの審査基準や審査スピード、利用条件まで詳しく解説していきますね。

審査基準

常陽銀行では、住宅ローンの詳しい審査基準は公開されていないため、詳しい基準は誰にもわかりません。

ただ、住宅ローンを申し込むときには、

  • 基本的な住宅ローン利用要件を満たしていること
  • 個人信用情報に滞納履歴等の記載がないこと

の2つが何より大切です。

住宅ローンのおもな利用要件

  • 常陽銀行営業地域内の住宅購入者であること
    (茨城県全域+栃木、福島、東京、千葉、埼玉、群馬、宮城各県の指定地域のみ)
  • 契約者年齢:満18歳以上満66歳未満、かつ完済時満80歳未満
    ※団信の種類によって年齢条件は異なる
  • 返済に見合う安定した収入があること
  • 保証会社の審査に通ること
  • 銀行指定の団体信用生命保険のいずれかに加入できる方
    (健康が不安な人はワイド団信もあり)
  • 返済比率:25%~40%以内
    ※年収や収入合算の有無で異なります。

上記の中でも特に、返済比率と契約者の年齢はどの金融機関でも重視される項目です。

審査に不安がある人は頭金をしっかり用意した上で、他社の借入れをできるだけ完済しておきましょう。

そうすることで返済比率を低くすることができるので、審査面でも有利になる可能性が高いです。

また、過去10年以内にクレジットカードなどの各種ローンを長期に渡って滞納したことがある人は、基本的にどの金融機関でも審査に通過するのは難しいです。

ご自身の状況に問題はないか、確認してみてくださいね。  

審査の厳しさ

常陽銀行をはじめ、地域に根差した地方銀行の住宅ローン審査は超独特と言われています。

一般的な審査項目に加えて、ローン契約者の勤務・資産状況、物件やハウスメーカーなども審査に影響を与えるため、審査の厳しさは人によって感じ方が変わってくると思います。

ハウスメーカーや不動産会社を経由して申し込む住宅ローン(提携ローンという)の場合、業者が顧客と常陽銀行との間に入るため、業者自体が常陽銀行と深いパイプを持っているかどうかが重要になってきます。

提携ローンの場合は、業者の担当者に過去の融資状況などを細かく確認しておき、審査に臨むようにしてくださいね。

提携ローンにしても、それ以外のローンにしても、住宅ローンの審査で大切なのは「住宅ローンの基本要件をクリアしていること」です。

返済比率や個人信用情報の問題をクリアしていなければ、他の条件がいくら良くても借入れは難しいということを覚えておきましょう。  

審査のスピード

常陽銀行の審査スピードはローン内容や申し込み状況によっても変わってきますが、

  • 事前審査…
    最短で当日。場合によっては3日~4日程度  
  • 本審査…
    5日~10日程度

という取り扱いになっています。

したがって、事前審査から本審査までは約2週間程度、融資実行までは約3週間~1か月程度かかると想定しておきましょう。

常陽銀行は対面相談ができるため、事前にしっかりと相談して書類準備を整えておけば、思いのほか審査スピードが早くなる可能性もあります。  

住宅ローン審査は担当者との密な連携、書類の準備が肝になるため、可能な限り書類不備がないよう気をつけておきましょうね。

常陽銀行住宅ローンの口コミ・評判

常陽銀行住宅ローンの口コミを調査すると、「住宅ローン相談は土日も利用できて便利」「地元民に信頼のある銀行なので選んだ」など、土日も対面相談ができることや、地域に根差した銀行として地元の方々からの信頼も厚いことが分かる結果となりました。

常陽銀行の口コミ・評判

  • 住宅ローン相談は土日も利用できて便利
  • 地元民に信頼のある銀行なので選んだ
  • 旅行やレジャーの優待割引がある
  • 団信の無料適用の範囲が広くない
  • 金利が高め

常陽銀行住宅ローンは、土日も対面相談ができ、またその際の丁寧な対応についても高く評価されています。

他にも、旅行やレジャーの優待割引や、ATM利用時の手数料優遇などサービス面が充実しているという好評意見も多数ありました。

しかしその一方で、他行に比べて金利が高いことや、団信の無料付帯が少ないといった口コミも挙がっていることから、住宅ローンを選ぶ際に重視する点によって他行と比較する必要がありそうです。

常陽銀行住宅ローンの申込みの流れ

常陽銀行住宅ローンの申込みの流れは、以下のとおりです。

    常陽銀行住宅ローン 申込みの流れ
  1. STEP1

    公式ホームページまたは店舗で事前審査の申込み 
    【最短当日回答~3日、4日程度かかることも】

  2. STEP2

    審査結果のお知らせ 
    【電話、メールなどで回答あり】

  3. STEP3

    店舗で正式な本審査の申込み 
    【5~10日程度】

  4. STEP4

    審査結果のお知らせ 
    【電話、メールなどで回答あり】

  5. STEP5

    ローン本契約

  6. STEP6

    担保設定登記・登記完了

  7. STEP7

    融資実行

住宅ローンの申込みから契約まで、最低でも3週間~1か月ほどの時間がかかります

その間、げんなりするほどの書類を準備&記入し、手続きのたびに住宅ローン店舗へ出向かなければいけません。

それほど住宅ローンの手続きは大変なことのです。しかしだからこそ、身近な店舗で手続きできるのは非常に重要なポイントだといえますね。  

住宅ローンを契約するときは書類や手続きに不備が出ないよう、余裕を持って計画を立てることが大切ですよ。

まとめ

常陽銀行の住宅ローンは金利が高めですが、地方銀行ならではのさまざまなメリットがあります。

住宅ローンは長期間かけて返済していく「大きな借金」ですから、

  • 金利や手数料面などのトータルコストをいかに減らせるか
  • ライフスタイルや返済計画に適しているかどうか

という2つの視点で判断し、総合的にご自身に適したものを選びましょう。

ローン選びで重視すべきポイントは、金利だけではないのです。

常陽銀行住宅ローンを検討している人はお伝えしたメリット・デメリットをふまえたうえで、ご自身の状況に適した住宅ローンを選ぶようにしてくださいね。

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