新生銀行住宅ローンの口コミまとめ!借りる前に知るべき2つのデメリット
監修者: 白坂大介 (ジョインコントラスト株式会社 代表取締役) 2021年01月適用金利 2021年01月適用金利 自己資金10%以上 2021年01月適用金利 自己資金10%以上 2021年01月適用金利 自己資金10%以上 2021年01月適用金利 自己資金10%以上
変動金利
変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス> 0.450% 当初10年固定
当初固定金利タイプ 0.700% 当初20年固定
当初固定金利タイプ 0.900% 全固定25年
長期固定金利タイプ 1.050% 全固定35年
長期固定金利タイプ 1.350%
保証料 事務手数料 繰上げ返済
手数料 無料 1,変動フォーカス:借入金額×2.20%、2,その他:55,000円(税込) 無料
審査期間 返済方法 来店 2週間程度 元利均等返済 不要 固定期間 借入可能額 対応地域 1~35年 ~1億円 全国
『新生銀行住宅ローン』は、ネット銀行の中でも低い金利と、安い事務手数料が特徴です。
「金利も低そうだし、新生銀行で住宅ローンを借りようかな?」と考えているかも知れませんが、借り入れるのは少し待ってください。
確かに新生銀行住宅ローンには金利を始めとした、たくさんのメリットがあります。
しかし新生銀行には、借りる前に知っておくべき注意点もあるのです。
この記事では、新生銀行住宅ローンの金利やメリット・デメリット、審査について解説していきます。
「実際に借りてみると、思っていたのと違った……」となってしまわないように、実際に利用している方の口コミも交えて解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
新生銀行住宅ローンの注意点
新生銀行住宅ローンのおすすめポイント
この記事を執筆・監修している専門家
白坂大介
ジョインコントラスト株式会社 代表取締役
保有資格・検定
2級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、証券外務員1種
お客様と一生涯のお付き合いができる仕事に憧れ、大学卒業と同時にハウスメーカーに就職。 2008年にファイナンシャルプランナーの資格を取得。 2013年にはジョインコントラスト株式会社を設立し、webサイト「家計教師.com」を運営。 主にマイホーム購入や住宅ローン、生命保険、資産運用など、一般家庭向けのコンサルティングや講演会を行なっている。
ナビナビ住宅ローン編集部
住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。
この記事の目次
- 新生銀行住宅ローンの口コミ
- 新生銀行住宅ローンの金利
- ステップダウン金利タイプの取り扱いもある
- 新生銀行で住宅ローンを借りる前に知っておくべき注意点と対策
- 注意点1:変動フォーカスの事務手数料は安くない
- 注意点2:変動金利の5年ルール・125%ルールが適用されない
- 新生銀行住宅ローンを利用する4つのメリット
- メリット1:融資事務手数料が安いので、諸費用を抑えられる
- メリット2:物件金額10%以上の頭金を用意すると金利が優遇される
- メリット3:安心保証付団信(安心パック)を金利上乗せなしで利用できる
- メリット4:契約日の金利が適用される
- 新生銀行住宅ローンで借りた場合の返済シミュレーション
- 新生銀行住宅ローンの審査について
- 借入要件から考える審査の厳しさ
- 審査のスピード
- 新生銀行住宅ローンの申込みの流れ
- 対面相談で住宅ローンを申し込む場合
- Web契約で住宅ローンを申し込む場合
- 新生銀行住宅ローンについて相談できる場所
- 電話(新生パワーコール)
- 店頭(新生銀行住宅ローンセンター)
- テレビ電話(場所はどこでもOK)
- まとめ
新生銀行住宅ローンの口コミ
新生銀行住宅ローンの口コミを調査したところ、
- 金利が低い
- 繰り上げ返済手数料がかからない
という意見が多くありました。
新生銀行住宅ローンの特徴として、金利の低さがあります。実際に利用されている人も、金利を重視して借り入れたことがよく分かる口コミ結果になりました。
新生銀行住宅ローンの金利
金利タイプ | 適用金利 |
---|---|
変動金利(半年型)タイプ <変動フォーカス> |
0.450% 2021年01月適用金利 |
変動金利(半年型)タイプ | 0.650% 2021年01月適用金利 |
当初固定金利タイプ 10年 |
0.700% 2021年01月適用金利 自己資金10%以上 |
当初固定金利タイプ 20年 |
0.900% 2021年01月適用金利 自己資金10%以上 |
長期固定金利タイプ 35年 |
1.350% 2021年01月適用金利 自己資金10%以上 |
新生銀行住宅ローンの特徴として、2種類の変動金利を取り扱っていることが挙げられます。
金利だけを見れば、「変動金利タイプ<変動フォーカス>」の方が低く設定されていますが、通常の「変動金利タイプ」は融資事務手数料が低く設定されています。
- 低い金利の住宅ローンを利用したい方は、変動金利タイプ<変動フォーカス>
- 借り入れ当初の諸費用を抑えたい方は、通常の変動金利タイプ
というように金利を低くしたいのか、諸費用を抑えたいのかによって自身に向いている金利タイプを選びましょう。
ステップダウン金利タイプの取り扱いもある
新生銀行住宅ローンでは「ステップダウン金利タイプ」という、少し珍しい商品も取り扱われています。
ステップダウン金利タイプの特徴は、契約から10年後以降、5年ごとに金利が下がっていくことです。
借り入れからの年数 | 適用金利 |
---|---|
1~10年目 | スタート金利 |
11~15年目 | スタート金利×90% |
16~20年目 | スタート金利×80% |
21~25年目 | スタート金利×70% |
26~30年目 | スタート金利×60% |
31~35年目 | スタート金利×50% |
珍しい特徴的な金利タイプで、
- 固定金利で借りたいけど、将来金利が上がらなかったら損をする気がする人
- 将来の出費に向けて、月々の返済額を確実に抑えておきたい人
などに向いています。
新生銀行で住宅ローンを借りる前に知っておくべき注意点と対策

ここでは新生銀行住宅ローンで借りる前に知っておくべき、2つの注意点を解説します。
新生銀行住宅ローンの注意点
注意点1:変動フォーカスの事務手数料は安くない
新生銀行住宅ローンの事務手数料は5.5万円(安心パックなしの場合)と非常に安いことがメリットです。
ただし「変動金利タイプ<変動フォーカス>」の融資事務手数料は、「借入金額×2.2%(税込)」となっています。
変動フォーカスは金利の低さが魅力の変動金利ですが、諸費用は他の金融機関と同じくらい必要です。
「諸費用が安いと思っていたのに、借り入れてみたら実は高かった……」とならないように、前もってかかる諸費用も確認しておいてくださいね。
対策:トータルコストで考えよう
住宅ローンの借り入れで大切なことは金利や諸費用を含めた、「トータルコストで住宅ローンを比較すること」です。
変動フォーカスは、事務手数料が一般的な費用です。
しかし適用される金利が他の銀行と比べても低いため、完済までのトータルコストで比べると、新生銀行のほうが安くなるケースがあります。
複数銀行のトータルコストを比較するには、「住宅ローンの一括比較シミュレーションツール」が便利ですので、ぜひご活用ください。
注意点2:変動金利の5年ルール・125%ルールが適用されない
新生銀行住宅ローンを変動金利で借り入れるなら、5年ルール・125%ルールが適用されない点も注意しましょう。
一般的に住宅ローンの変動金利には、
- 5年ごとに、毎月の返済額が見直される
- 毎月返済額は、直前の125%までしか上がらない
という2つのルールがあります。
しかし新生銀行の変動金利には、これら2つのルールが適用されません。
そのため金利が大きく上昇すれば、毎月の返済額も増えてしまう可能性があるのです。
通常の変動金利と、変動フォーカス、どちらも上記のルールは適用されないため注意しましょう。
対策:無理のない金額で借り入れる
5年ルール、125%ルールが適用されないため、無理なく返済できる金額を借り入れることが大切です。
借り入れ当初から家計に占める返済額が大きいと、少し金利が上昇しただけで支払いが滞りかねません。
- もし金利が1%上昇した時はどれくらいの返済額になるのか
- 何%の金利上昇までなら、無理なく返済を続けられるのか
などを事前にしっかりとシミュレーションしておきましょう。
新生銀行住宅ローンを利用する4つのメリット

ここからは、新生銀行住宅ローンを利用する4つのメリットを解説していきます。
他の銀行にはない特徴がありますので、しっかり確認しておいてくださいね。
新生銀行住宅ローンを利用する4つのメリット
メリット1:融資事務手数料が安いので、諸費用を抑えられる
新生銀行住宅ローンは、融資事務手数料が低く設定されているため、借り入れ当初の諸費用を抑えやすくなっています。
■新生銀行と他銀行の事務手数料の違い
*安心パックW・安心パックS・ステップダウン金利タイプの場合:16万5,000円(税込)
一般的なネット銀行の事務手数料は「借入金額×2.2%(税込)」で設定されています。
借入金額が3,000万円だとすると、66万円ですね。
それに対して新生銀行住宅ローンの事務手数料は「定額5万5,000円(税込)」のため、他のネット銀行と比べて事務手数料がかなり安くなります。
マイホーム購入時には、事務手数料などの諸費用以外にも多くのお金がかかるので、借り入れ当初の負担を抑えられるのは嬉しいですよね。
ただし変動フォーカスの諸費用は「借入金額×2.2%(税込)」と一般的な事務手数料になっているため、変動金利での借り入れを考えている人は注意しましょう。
メリット2:物件金額10%以上の頭金を用意すると金利が優遇される
新生銀行住宅ローンで当初固定金利タイプを利用する際、物件金額の10%以上の頭金(自己資金)を用意することで、金利が0.05%優遇されます。
優遇を受けることによって、固定20年の金利が他銀行と比べてもトップクラスの金利の低さになります。
先述のように融資事務手数料も安いため、固定20年での借り入れを検討している方にとって、新生銀行は有力な候補になるでしょう。
メリット3:安心保証付団信(安心パック)を金利上乗せなしで利用できる
新生銀行では「安心パック」に加入することで、「安心保証付団信」を利用できます。
安心保障付団信では、特定の症状によらず、所定の要介護状態が180日以上継続した場合、もしくは要介護3以上に認定された場合に、住宅ローン残高が保障されます。
所定の要介護状態とは次に記載した5項目のうち、
- 1項目が全部介助、かつ他の1項目が全部介助または一部介助の状態
- もしくは5項目中3項目以上が一部介助の状態
となっている状態のことを指します。
要介護状態に関わる項目
- 歩行
- 衣服の着脱
- 入浴
- 食物の摂取
- 排泄
適用される条件はやや厳しめではありますが、不慮の事故などで働けなくなった時に備えておけるのは嬉しいですね。
メリット4:契約日の金利が適用される
新生銀行では、住宅ローンの契約日時点の金利が適用されます。
新生銀行以外の銀行で住宅ローンを借りる場合、一般的には契約日ではなく、融資実行日の金利が適用されます。
つまり契約から融資実行までの期間が長い人の場合、「想定していた金利から変動してしまい、実際に適用される金利が高くなってしまった……」ということが起こりえます。
それに対して新生銀行では、契約日時点の金利が適用されるため、計画通りに返済しやすくなっています。
新生銀行住宅ローンで借りた場合の返済シミュレーション
ここまでは、新生銀行住宅ローンのメリットや注意点について解説してきました。
しかし「実際に新生銀行で借りたら、どれくらいの返済額になるの?」ということも気になりますよね。
そこでこの章では、新生銀行住宅ローンで借りた場合の返済額を、借入金額ごとにシミュレーションしてみましょう。
借入希望額を入力すると、かんたんに返済額がわかりますよ。
新生銀行住宅ローンの審査について
ここでは新生銀行住宅ローンの審査について解説していきます。
審査の厳しさは、借入条件や人によって大きく異なってきますので、あくまで目安としてお考えください。
借入要件から考える審査の厳しさ
新生銀行の住宅ローンの借入要件は以下の通りです。
- 新生総合口座パワーフレックスを開設している人、または申込と同時に新生総合口座パワーフレックスを開設する人
- 借入申込時の年齢が20歳以上65歳以下で、かつ、完済時年齢が80歳未満の人
- 団体信用生命保険への加入資格を有している人
- 連続した就業2年以上、かつ前年度税込年収が300万円以上の正社員または契約社員
- 自営業の方については業歴2年以上、かつ2年平均300万円以上の所得(経費控除後の金額)の人
- 日本国籍または永住許可を有する人
- 永住許可を有しない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人である人
- その他当行所定の資格・要件を満たしている人
転職後でも申込み可能
一般的な銀行では「勤続年数1年以上」や「勤続年数3年以上」というように条件が定められていて、転職してから間もない時期では申込みできないケースが多くあります。
しかし新生銀行住宅ローンでは、「勤続年数が◯年以上必要」というような条件を設けていません。
そのため新生銀行では、転職してから間もない方でも住宅ローンに申込み可能です。
「転職してしばらくは住宅ローンを組めない」と耳にしたことがあるかも知れませんが、新生銀行では問題なく申込みできますよ。
審査のスピード
新生銀行には事前審査がありません。
また本審査から融資実行までに1か月半以上かかることもあるため、「物件を抑えるために、すぐに事前審査を通さないといけない」という人にとっては、やや不向きです。
新生銀行住宅ローンの申込みの流れ
新生銀行で住宅ローンを申し込む際の方法を詳しく紹介します。
住宅ローンの借り入れを申し込む場合は、下記の書類を用意しましょう。
必ず必要な書類 | ●健康保険証 ●本人確認できる資料 |
---|---|
収入の審査に必要な書類 | ●住民税の課税証明書または住民税課税決定通知書 ●確定申告書の控え ●所得税の納税証明書 |
返済中の借り入れに関する書類 | ●返済予定表 ●返済用口座の通帳または給与・賞与明細 |
物件に審査に必要な書類 | ●不動産売買契約書 ●重要事項説明書 ●建築工事請負契約書 ●建築確認申請書 ●建築確認済証または建築確認通知書 ●物件パンフレット |
借り換えの場合 | ●借り入れ中の返済予定表 ●返済用口座の通帳または給与・賞与明細 |
対面相談で住宅ローンを申し込む場合
請求した資料を郵送し、審査の申し込みをする
審査に必要な書類が発送されるので、必要事項を記入し提出する
審査結果が案内され、契約内容が確定する
来店し契約する
融資実行
Web契約で住宅ローンを申し込む場合
Web上から審査の申し込みをする
審査に必要な書類をWEBより確認し、必要書類をアップロードする
郵送または電話にて、本審査の結果を受ける
必要書類を用意し、契約内容の確認、手続きを行う
来店または電話にて契約する
融資実行
新生銀行住宅ローンについて相談できる場所
新生銀行住宅ローンについて、質問や相談があるときは、
- 電話
- 店頭窓口
- テレビ電話
で、相談が可能となっています。
特にテレビ電話であれば自宅からでも相談ができるので、返済計画や審査に不安がある方はぜひ利用してみてください。
電話(新生パワーコール)
住宅ローン専用の「新生パワーコール(0120-456-515)」で相談が可能です。
住宅ローンの知識が豊富なスタッフが対応してくれるため、相談したいことがある場合には新生パワーコールがおすすめです。
土日祝:対応可能
店頭(新生銀行住宅ローンセンター)
新生銀行の住宅ローンセンターでの相談です。 電話とは違って、直接顔を合わせられるのがメリットです。
受付時間(土日):開催店舗による
参考:新生銀行の店頭相談の予約
テレビ電話(場所はどこでもOK)
WEBから事前予約をすることで、場所を問わずに相談が可能です。
最短1時間後からの相談が可能で、PCやスマホの画面上で資料やシミュレーションを見ながら相談ができます。
土日祝 :対応可能(年末年始を除く)
まとめ
この記事では新生銀行住宅ローンについて解説してきました。
新生銀行住宅ローンのメリット・注意点をまとめると下記の通りとなります。
新生銀行住宅ローンの注意点
- 変動フォーカスの事務手数料は安くない
- 変動金利の5年ルール、125%ルールが適用されない
新生銀行住宅ローンを利用する4つのメリット
- 融資事務手数料が安いので、諸費用を抑えられる
- 物件金額10%以上の頭金を用意すると金利が優遇される
- 安心保証付団信を金利上乗せなしで利用できる
- 契約日の金利が適用される
新生銀行の住宅ローンは、他の銀行にはないメリットの多い、特徴的な商品です。
メリットと注意点の両方をしっかりと押さえた上で、利用するかどうかを検討してくださいね。
2021年01月適用金利 2021年01月適用金利 自己資金10%以上 2021年01月適用金利 自己資金10%以上 2021年01月適用金利 自己資金10%以上 2021年01月適用金利 自己資金10%以上 「うれしい0円」!保証料・一部繰上返済手数料・団体信用生命保険・ATM出金手数料が全て0円。また、事前審査(仮審査)がなく審査が1回のみのためスムーズに審査が進みます。 来店不要で契約まで可能。
変動金利
変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス> 0.450% 当初10年固定
当初固定金利タイプ 0.700% 当初20年固定
当初固定金利タイプ 0.900% 全固定25年
長期固定金利タイプ 1.050% 全固定35年
長期固定金利タイプ 1.350%
保証料 事務手数料 繰上げ返済
手数料 無料 1,変動フォーカス:借入金額×2.20%、2,その他:55,000円(税込) 無料
審査期間 返済方法 来店 2週間程度 元利均等返済 不要 固定期間 借入可能額 対応地域 1~35年 ~1億円 全国
「うれしい0円」!保証料・一部繰上返済手数料・団体信用生命保険・ATM出金手数料が全て0円。また、事前審査(仮審査)がなく審査が1回のみのためスムーズに審査が進みます。 来店不要で契約まで可能。