ソニー銀行住宅ローンの口コミを公開!借り入れ前に知っておくべき4つのデメリットを紹介
監修者: 白坂大介 (ジョインコントラスト株式会社 代表取締役) 2021年01月適用金利 変動セレクト 新規購入で自己資金10%以上 2021年01月適用金利 固定セレクト 新規購入で自己資金10%以上 2021年01月適用金利 固定セレクト 新規購入で自己資金10%以上 2021年01月適用金利 住宅ローン 新規購入で自己資金10%以上 2021年01月適用金利 住宅ローン 新規購入で自己資金10%以上
変動金利
変動セレクト住宅ローン 0.457% 当初10年固定
固定セレクト住宅ローン 0.550% 当初20年固定
固定セレクト住宅ローン 1.039% 当初25年固定
住宅ローン 1.418% 当初35年固定
住宅ローン 1.418%
保証料 事務手数料 繰上げ返済
手数料 無料 1. 固定金利:44,000円(税込) 2. 変動金利:借入額×2.20%(税込) 無料
審査期間 返済方法 来店 4週間程度 元利均等返済 不要 固定期間 借入可能額 対応地域 2~35年 500万円以上2億円以下(10万円単位) 全国
ソニー銀行住宅ローンの魅力は、金利の低さと充実した保障が特徴の金融機関です。
とくに20年固定の住宅ローンは、他の金融機関と比較してもトップクラスに低金利となっています。
また、一定以上の頭金を用意することで金利の優遇を受けられたり、固定金利と変動金利の割合を変更できるなど、他社にない特徴の多い住宅ローンです。
しかしもちろんメリットばかりではなく、借りる前に知っておくべき注意点も存在します。
この記事では、
などについて解説していきます。
この記事を読めば、ソニー銀行で住宅ローンを借りるべきなのかどうかを判断できますよ。
この記事を執筆・監修している専門家
白坂大介
ジョインコントラスト株式会社 代表取締役
保有資格・検定
2級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、証券外務員1種
お客様と一生涯のお付き合いができる仕事に憧れ、大学卒業と同時にハウスメーカーに就職。 2008年にファイナンシャルプランナーの資格を取得。 2013年にはジョインコントラスト株式会社を設立し、webサイト「家計教師.com」を運営。 主にマイホーム購入や住宅ローン、生命保険、資産運用など、一般家庭向けのコンサルティングや講演会を行なっている。
ナビナビ住宅ローン編集部
住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。
この記事の目次
- ソニー銀行住宅ローンの口コミ・評判
- ソニー銀行住宅ローンは3種類ある
- ソニー銀行住宅ローンの金利
- ソニー銀行住宅ローンの4つのデメリット
- 注意点1:頭金なしでは金利が高くなる
- 注意点2:借り換えの場合は高い金利が適用される
- 注意点3:対面相談ができる店舗は限られている
- 注意点4:20年超は金利が高め
- ソニー銀行住宅ローンの6つのメリット
- メリット1:がん団信50が無料で付帯
- メリット2:頭金を用意すれば金利が下がる
- メリット3:「部分固定金利特約」で金利変動リスクを分散できる
- メリット4:ワイド団信の上乗せ金利が安い
- メリット5:「住宅ローン」は取扱手数料が安い
- メリット6:諸費用の一部を住宅ローンに含めて借り入れできる
- ソニー銀行住宅ローンがおすすめの人
- おすすめ出来ない人
- ソニー銀行住宅ローンの審査について
- 審査の厳しさ
- 審査のスピード
- ソニー銀行住宅ローンの申し込みの流れ
- Web契約で住宅ローンを申し込む場合
- まとめ
ソニー銀行住宅ローンの口コミ・評判
まずは、実際にソニー銀行で住宅ローンを借りている人の声を見ていきましょう。
ソニー銀行の住宅ローンに「満足」と答えた人の口コミ
- 繰り上げ返済手数料がかからないことや、他口座から自動振り込みできることに便利さを感じた(40代・男性/固定期間選択型)
- 変動金利で借り入れ、今のところ低金利のまま返済できている(30代・男性/変動金利)
- 借り換え時に利用し、同時に申し込んだ他の金融機関と比較して最も金利や保障などの満足度が高かった(50代・男性/変動金利)
ソニー銀行の住宅ローンに「どちらともいえない」と答えた人の口コミ
- 事務処理も早く進み、金利も低い(30代・男性/固定期間選択型)
※調査期間:2020年07月20日~22日
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査対象:全国にお住まいの25歳以上61歳未満で住宅ローン契約後5年以内の男女
調査機関:Fastask
調査詳細:住宅ローンの借り入れ状況・利用満足度調査(2020年)
ソニー銀行の住宅ローンは、「金利が低い」という声が多く聞かれました。
やはり、ネット銀行の強みである金利の低さに魅力を感じて借りられるという人が多いようです。
また、「繰り上げ返済手数料がかからなかったり、他口座からの自動振り込みができたり返済していく上で便利さがある」といった声も。
総じてデメリットを感じている人は少なく、金利の低い住宅ローンと評価している人が多い結果となりました。
ソニー銀行住宅ローンは3種類ある
ソニー銀行の住宅ローンには、「変動セレクト住宅ローン(変動金利)」「固定セレクト住宅ローン(固定金利)」「住宅ローン(変動金利・固定金利)」の3種類があります。
それぞれの住宅ローンがおすすめなのは、以下の人です。
- 変動金利を低金利で借りたい人:変動セレクト住宅ローン
- 固定金利を低金利で借りたい人:固定セレクト住宅ローン
- 諸費用をおさえたい人:住宅ローン
同じ借入条件の場合、「住宅ローン(変動金利・固定金利)」よりも「変動セレクト住宅ローン(変動金利)」「固定セレクト住宅ローン(固定金利)」の方が金利が低くなります。
「住宅ローン」は諸費用が他の2つと比較して低くなりますが、金利がやや高い分、総支払額としては高くなってしまいます。
そのため、希望の金利タイプに合わせて、「変動セレクト住宅ローン」「固定セレクト住宅ローン」のいずれかを選ぶのがおすすめです。
ソニー銀行住宅ローンの金利
新規 | 借り換え | |
---|---|---|
変動セレクト | 0.457% 2021年01月適用金利 変動セレクト 新規購入で自己資金10%以上 |
0.507% 2021年01月適用金利 変動セレクト 借り換え/新規購入で自己資金10%未満 |
固定セレクト (10年) |
0.550% 2021年01月適用金利 固定セレクト 新規購入で自己資金10%以上 |
0.600% 2021年01月適用金利 固定セレクト 借り換え/新規購入で自己資金10%未満 |
固定セレクト (20年) |
1.039% 2021年01月適用金利 固定セレクト 新規購入で自己資金10%以上 |
1.089% 2021年01月適用金利 固定セレクト 借り換え/新規購入で自己資金10%未満 |
住宅ローン (固定35年) |
1.418% 2021年01月適用金利 住宅ローン 新規購入で自己資金10%以上 |
1.468% 2021年01月適用金利 住宅ローン 借り換え/新規購入で自己資金10%未満 |
フラット35 | 取扱なし | 取扱なし |
ソニー銀行の住宅ローンは、他の金融機関と比較して、以下の金利が低くなっています。
- 変動金利
- 固定10年
- 固定20年
特に、固定20年は他の銀行と比べてもトップクラスの低金利です。
もし固定期間選択型の住宅ローンを検討しているなら、ソニー銀行の住宅ローンを検討してみてください。
35年固定の場合、「固定セレクト住宅ローン」では固定期間20年までしか選ぶことができず、「住宅ローン」で借りることになるため金利がやや高くなってしまう点にはご注意ください。
ソニー銀行住宅ローンの4つのデメリット
ソニー銀行住宅ローンを利用する前に、知っておくべき注意点は下記の4つです。
注意点と対策
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点1:頭金なしでは金利が高くなる
ソニー銀行住宅ローンの新規借り入れでは、物件価格に対して頭金が10%未満の場合、適用金利が高くなってしまいます。
頭金の有無によって、金利は下記のように変わります。
自己資金なし | 0.507% 2021年01月適用金利 変動セレクト 新規購入で自己資金10%未満 |
---|---|
自己資金10%以上 | 0.457% 2021年01月適用金利 変動セレクト 新規購入で自己資金10%以上 |
ソニー銀行もじゅうぶん低金利ですが、もし頭金なしでの借り入れを予定している場合には、さらに安い金融機関もありますので検討してみましょう。
変動金利では「auじぶん銀行」や「新生銀行」、20年固定では「新生銀行」や「三菱UFJ銀行」が金利が低くおすすめです。
注意点2:借り換えの場合は高い金利が適用される
借り換えの場合は、自己資金の有無による金利の優遇はありません。
当然のことですが金利が高くなれば、借り換えのメリットも少なくなってしまいます。
もし借り換えを検討しているのなら、「借り換え一括比較シミュレーション」を活用して、借り換えメリットが大きい住宅ローンを探してみてくださいね。
注意点3:対面相談ができる店舗は限られている
ソニー銀行は、全国の銀行代理店で住宅ローンについて相談ができます。
ただし全国とはいっても取り扱われている店舗数が限られていて、比較的店舗が多いゆうちょ銀行でも、41店舗しかありません。
※2020年12月時点の情報(最新の店舗数に関しては金融機関のサイトをご確認ください。)
全国に数百店舗を構えるメガバンクと比べると、少し相談しづらい点には注意しましょう。
注意点4:20年超は金利が高め
ソニー銀行住宅ローンでは、20年超の固定金利は高めに設定されています。
固定30年や固定35年など、長期固定金利での住宅ローンを検討している人にとっては、注意が必要です。
例えば、全期間固定であるフラット35と比べると、下記のように金利の差があります。
金融機関 | 適用金利 |
---|---|
ソニー銀行 固定35年 | 1.418% 2021年01月適用金利 住宅ローン 新規購入で自己資金10%以上 |
住信SBIネット銀行 フラット35(保証型) |
1.190% 2021年01月適用金利 自己資金10%以上 団信加入 |
ARUHI スーパーフラット |
1.240% 2021年01月適用金利 自己資金10%以上 一般団信加入 |
もし長期固定の住宅ローンを検討しているなら、
- 住信SBIネット銀行のフラット35(保証型)
- ARUHIのスーパーフラット
などが長期固定の住宅ローンでは低金利のため、あわせて検討してみましょう。
ソニー銀行住宅ローンの6つのメリット
ここではソニー銀行住宅ローンを利用することで得られるメリットを見ていきましょう。
ソニー銀行住宅ローンのメリットは、下記の6つです。
- がん団信50が無料で付帯
- 頭金を用意すれば金利が低くなる
- 「部分固定金利特約」で金利変動リスクを分散できる
- ワイド団信の上乗せ金利が安い
- 「住宅ローン」は取扱手数料が安い
- 諸費用の一部を住宅ローンに含められる
それぞれ解説していきますね。
メリット1:がん団信50が無料で付帯
ソニー銀行住宅ローンには、「がん団信50」という団体信用生命保険(団信)が無料で付帯します。
がん団信50は、住宅ローンの返済中にがんと診断された場合に、ローン残高の50%が保障される団信です。
がんに対しての保障が無料で付帯できる団信は、他の金融機関でも珍しいため、ソニー銀行住宅ローンの大きなメリットのひとつとなっています。
もちろん一般的な団信の内容である、
- 死亡・所定の高度障害状態
- 余命6ヶ月以内と診断
された場合は住宅ローン残高の100%が保障されますので、もしもの時に備えられる住宅ローン商品です。
がん団信100も金利の上乗せ年0.1%で付帯できる
ソニー銀行では、「がん団信100」という団信も取り扱っています。
「がん団信100」では、がんと診断された場合にローン残高の100%が保障されます。
がん団信100を付帯させるには金利に年0.1%の上乗せが必要にはなりますが、他の銀行と比べても上乗せ金利が低く設定されています。
金融機関 | 上乗せ金利 |
---|---|
ソニー銀行 | 年0.1% |
イオン銀行 | 年0.1% |
auじぶん銀行 | 年0.2% |
三菱UFJ銀行(3大疾病保障充実タイプ) | 年0.3% |
表からも分かるように、例えば「auじぶん銀行」でがん100%保障の団信を利用するには、年0.2%の上乗せが必要です。
ソニー銀行のがん団信100なら、もしものケースに備えられる充実の保障を、低金利でつけられますよ。
メリット2:頭金を用意すれば金利が下がる
ソニー銀行住宅ローンの新規借り入れでは、物件価格の10%以上の自己資金を用意すると、金利の優遇を受けられます。
たとえば「変動セレクト住宅ローン」であれば、自己資金の有無によって下記のように金利に差がつくのです。
適用金利 | |
---|---|
自己資金なし | 0.507% 2021年01月適用金利 変動セレクト 借り換え/新規購入で自己資金10%未満 |
自己資金10%以上 | 0.457% 2021年01月適用金利 変動セレクト 新規購入で自己資金10%以上 |
物件価格が3,000万円だったとすると、10%は300万円です。
それなりに大きな金額が必要にはなりますが、自己資金に余裕がある方にとって大きなメリットとなります。
しかし言い換えれば、自己資金を10%以上用意できない場合は金利が高くなるということでもあります。
こちらについては、先述した「注意点1:頭金なしでは金利が高くなる」を参考にしてください。
メリット3:「部分固定金利特約」で金利変動リスクを分散できる
ソニー銀行住宅ローンには、「部分固定金利特約」という珍しいサービスがあります。
部分固定金利特約とは、1つの住宅ローンの契約の中で、「変動金利と固定金利を組み合わせられる」サービスです。
変動金利・固定金利の割合は、それぞれ5%刻みで自由に変更できるため、
- 住宅ローンの30%は変動金利
- 残りの70%は固定金利
などのように固定金利の比率を大きくすることで、金利が上昇した時のリスクに備えておくことができます。
「変動金利で借りたいけど、金利が上がりそうで怖い……」
「固定金利で借りたいけど、金利が変動しなかったら損をする気がする……」
という人にとって、使い勝手の良いサービスとなっています。
メリット4:ワイド団信の上乗せ金利が安い
ソニー銀行住宅ローンでは、ワイド団信に必要な上乗せ金利が低めに設定されています。
ワイド団信とは、健康上の理由などで一般の団信に加入できない場合に利用する団信で、糖尿病や高血圧などでも団信を利用できる可能性があります。
このワイド団信を、ソニー銀行住宅ローンでは年0.2%の上乗せで利用できます。
その他の金融機関でワイド団信を利用するためには、年0.3%の金利上乗せが必要な商品がほとんどです。
ワイド団信の 上乗せ金利 |
|
---|---|
ソニー銀行 | +年0.2% |
auじぶん銀行 | +年0.3% |
三菱UFJ銀行 | +年0.3% |
ワイド団信を利用しようと考えている方にとって、ソニー銀行住宅ローンは有力な選択肢になりますね。
メリット5:「住宅ローン」は取扱手数料が安い
ソニー銀行住宅ローンには、下記3種類の住宅ローン商品があります。
- 変動セレクト住宅ローン
- 固定セレクト住宅ローン
- 住宅ローン
このうち「住宅ローン」では取扱手数料が「一律4.4万円」と、かなり安く設定されています。
費用 | |
---|---|
住宅ローン | 一律4.4万円(税込) |
変動セレクト住宅ローン | 借入金額×2.20%(税込) |
固定セレクト住宅ローン | 借入金額×2.20%(税込) |
取扱手数料(金融機関によっては保証料)の金額が諸費用の中で最も大きく、多くのネット銀行では「借入金額×2.20%(税込)」で設定されています。
借入金額が3,000万円の場合には66万円かかりますので、ソニー銀行の一律4.4万円はかなり安いと言えます。
メリット6:諸費用の一部を住宅ローンに含めて借り入れできる
ソニー銀行住宅ローンでは、諸費用も含めて借り入れが可能です。
「物件購入価格+300万円」が上限となっていて、「300万円」の部分を諸費用の支払いに利用できます。
住宅ローンに含められる諸費用の一覧
- 取扱手数料
- 登録免許税
- 司法書士手数料
- 火災保険料
- 仲介手数料
- (借り換えの場合)既存ローンの経過利息、違約金
他の銀行で諸費用ローンを利用する際は、かなり高めの金利が設定されていることがほとんどです。
住宅ローンの低金利で諸費用を借り入れられることはソニー銀行の大きなメリットでしょう。
ソニー銀行住宅ローンがおすすめの人
ここまで紹介してきたメリット・デメリットを踏まえたうえで、ソニー銀行住宅ローンに向いているのは下記のような人です。
ソニー銀行住宅ローンが向いている人
- 頭金を1割以上用意できる人
- 新規借り入れの人
- 金利変動リスクに備えておきたい人
- ワイド団信を利用したい人
- 諸費用も含めて借りたい人
おすすめ出来ない人
ソニー銀行住宅ローンがおすすめできない人
- 頭金なしで借り入れを考えている人
- 20年超の固定金利を考えている人
- 融資実行までの日数が短い人
- 対面相談をうけたい人
繰り返しにはなりますが、ソニー銀行住宅ローンでは頭金なしでは金利が高くなってしまいます。
そのため頭金なしでの借り入れを考えている人には、あまり向いていないでしょう。
頭金なしで金利の低い住宅ローンを利用しているなら、「auじぶん銀行」や「新生銀行」も検討してみてくださいね。
ソニー銀行住宅ローンの審査について
ここではソニー銀行住宅ローンの審査の厳しさと、審査期間について解説します。
審査の厳しさ
ソニー銀行住宅ローンの借入要件は以下の通りです。
- ソニー銀行に円普通預金口座をお持ちの人
- 申し込み時の年齢が満20歳以上、借り入れ時満65歳未満で、完済時満85歳未満(ワイド団信の場合は満81歳未満)の人
- 前年度の年収(自営業のかたは申告所得)が400万円以上の人
- ソニー銀行指定保険会社の団体信用生命保険に加入が認められる人(保険料はソニー銀行負担)
- 日本国籍、または永住権のある人
- 資金使途の対象物件にソニー銀行第一順位の抵当権を設定できる人
住宅ローンの審査では、一般的に金利が低ければ低いほど、基準も厳しくなる傾向にあります。
ソニー銀行も低金利の住宅ローンなので、比較的審査は厳しめである可能性が高いでしょう。
ただ厳しいと言っても、収入が安定していて、無理な借入でなければ十分借り入れることはできると考えられます。
審査のスピード
ソニー銀行の審査期間は「仮審査最短60分」と記載されていて、遅くとも3日以内に審査結果が通知されます。
また本審査の期間は「5日~10日」となっており、仮審査と本審査のどちらもネット銀行らしいスピーディーな審査が特徴です。
審査結果を早く知りたい人にとっては、嬉しいポイントですね。
もちろん申し込み内容や申し込み時間、混雑状況によっては最短での審査結果が出ない場合もあるため、最低でも2週間ほど余裕を見ておくと良いでしょう。
ソニー銀行住宅ローンの申し込みの流れ
ソニー銀行で住宅ローンを申し込む際の方法を詳しく紹介します。
住宅ローンの借り入れを申し込む際は、まずは下記の書類を用意しましょう。
本人確認資料 | ●住民票の写し ●健康保険証 |
---|---|
年収証明資料 |
【給与所得者】 ●源泉徴収票 ●住民税課税決定通知書、または住民税課税証明書 【給与所得者で事業所得・不動産所得のある人】 ●確定申告書 ●納税証明書 (その1、その2) 【会社役員(経営者)】 ●源泉徴収票 ●住民税課税決定通知書、または住民税課税証明書 ●法人決算書 【個人事業主】 ●確定申告書 ●納税証明書 (その1、その2) |
資金使途別の提出資料 |
【借り換え】 ●現在のローンの返済予定表 ●返済が確認できる通帳(写)、またはローンの残高証明書 ●建物の間取り図 【新築マンション購入】 ●不動産売買契約書 ●重要事項説明書 ●建物の間取り図 【中古物件購入】 ●不動産売買契約書 ●重要事項説明書 ●建物の間取り図 ●不動産登記簿謄本(登記事項証明書) ●固定資産評価証明書 【新築一戸建購入・建物建築 】 ●不動産売買契約書 ●重要事項説明書 ●建築工事請負契約書 ●建築工事見積もり書 ●不動産登記簿謄本(登記事項証明書) ●公図 ●地積測量図 ●物件案内図 ●建築確認申請書、配置図 ●建築確認済証 ●建物図面(間取り図・平面図、立面図) |
その他の提出資料 |
【オートローン・教育ローンなどのその他借り入れがある人 】 ●返済予定表等 |
Web契約で住宅ローンを申し込む場合
ソニー銀行住宅ローンはWebでの申し込みのみ対応しています。申し込みの流れは次のようになります。
仮審査の申し込み
公式サイトの「仮審査申込(口座不要/最短60分回答)」ボタンから申し込む
仮審査結果の確認 (最短60分〜3日)
メールにて仮審査完了の通知が届くので、仮審査結果を確認する
本審査の申し込み
必要書類を準備し、ソニー銀行へ提出する。到着後、ソニー銀行より申し込み内容の確認で電話がかかってくる
※以降は担当のローンアドバイザーがサポート
本審査結果の確認 (5〜10日)
メールにて本審査完了の通知が届くので、本審査結果を確認し、契約手続きを開始する
契約のお手続き
電子契約で契約する
借り入れ(5日程度)
借り入れ金が自分名義のソニー銀行口座に入金され、確認した振り込み先に振り込みされる。この段階で契約が成立となる
目安となる期間を記載していますが、前の章でも触れたように借り入れ内容によって前後する可能性はあります。
仮審査から契約締結までをスムーズに進めるためには、書類を不備なく準備することが大切です。
提出する前にもう一度見直し、誤りや漏れがないかチェックしましょう。
まとめ
この記事ではソニー銀行住宅ローンについて詳しく解説してきました。
ソニー銀行住宅ローンの特徴をまとめると、下記の通りとなります。
ソニー銀行住宅ローンの注意点
- 頭金なしでは金利が高くなる
- 借り換えでも高い金利が適用される
- 対面相談ができる店舗が限られている
- 20年超の金利は高め
ソニー銀行住宅ローンのメリット
- がん団信50が無料で付帯
- 頭金を用意すれば金利が低くなる
- 「部分固定金利特約」で金利変動リスクを分散できる
- ワイド団信の上乗せ金利が安い
- 「住宅ローン」は取扱手数料が安い
- 諸費用の一部を住宅ローンに含められる
頭金なしで借り入れる場合は金利が高くなってしまうため、その他の住宅ローンも検討してみてくださいね。
2021年01月適用金利 変動セレクト 新規購入で自己資金10%以上 2021年01月適用金利 固定セレクト 新規購入で自己資金10%以上 2021年01月適用金利 固定セレクト 新規購入で自己資金10%以上 2021年01月適用金利 住宅ローン 新規購入で自己資金10%以上 2021年01月適用金利 住宅ローン 新規購入で自己資金10%以上 他の金融機関、特に店舗型の金融機関と比べ、金利が低く魅力的です。一定以上の頭金を準備することでさらに金利が低くなります。他にはあまりない特徴として、変動金利型を選択中、一部を固定金利型に変更でき、固定金利型の割合と期間も自由に決めることができます。
変動金利
変動セレクト住宅ローン 0.457% 当初10年固定
固定セレクト住宅ローン 0.550% 当初20年固定
固定セレクト住宅ローン 1.039% 当初25年固定
住宅ローン 1.418% 当初35年固定
住宅ローン 1.418%
保証料 事務手数料 繰上げ返済
手数料 無料 1. 固定金利:44,000円(税込) 2. 変動金利:借入額×2.20%(税込) 無料
審査期間 返済方法 来店 4週間程度 元利均等返済 不要 固定期間 借入可能額 対応地域 2~35年 500万円以上2億円以下(10万円単位) 全国
他の金融機関、特に店舗型の金融機関と比べ、金利が低く魅力的です。一定以上の頭金を準備することでさらに金利が低くなります。他にはあまりない特徴として、変動金利型を選択中、一部を固定金利型に変更でき、固定金利型の割合と期間も自由に決めることができます。