• 2021.02.10

四国銀行の住宅ローンを利用する前に確認しておきたい3つのデメリットを解説

執筆者: 白坂大介 (ジョインコントラスト株式会社 代表取締役)
四国銀行住宅ローン3つのデメリット

高知市に本店がある四国銀行は、「四銀」の愛称で親しまれている、高知県最大の地方銀行です。

高知市をはじめとする主要都市の指定金融機関であるため、高知県にお住まいの人にはなじみのある金融機関でしょう。

自分にとって身近であることから、住宅ローンの借入先として四国銀行を検討する人は少なくありません。

しかし、なじみのある金融機関が住宅ローンの借入先として適切であるとは限りませんよね

そこで今回は、四国銀行の住宅ローンについて、以下のポイントを解説します。

住宅ローンの借入先として四国銀行が自分に合っているかどうか判断したい人は、ぜひ最後まで当記事に目を通してみてくださいね。

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この記事を執筆・監修している専門家

執筆者

白坂大介

ジョインコントラスト株式会社 代表取締役

保有資格・検定

2級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、証券外務員1種

お客様と一生涯のお付き合いができる仕事に憧れ、大学卒業と同時にハウスメーカーに就職。 2008年にファイナンシャルプランナーの資格を取得。 2013年にはジョインコントラスト株式会社を設立し、webサイト「家計教師.com」を運営。 主にマイホーム購入や住宅ローン、生命保険、資産運用など、一般家庭向けのコンサルティングや講演会を行なっている。

編集者

ナビナビ住宅ローン編集部

住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。

四国銀行住宅ローンの金利

住宅ローンの総返済額は、金利によって大きく変わります。

そのため、四国銀行が住宅ローン金利をいくらに設定しているのかは、もっとも気になる項目でしょう。

四国銀行では、住宅ローンの金利を以下のように設定しています。

金利タイプ 新規借り入れ 借り換え
変動金利 2.925% 2.925%
固定金利10年
(ツインプラン)
1.300% 1.300%
固定金利20年 1.350% 1.350%
全期間固定
(プラン1)
1.350% 1.350%

※2021年2月時点の金利

上記は、諸条件を満たして店頭表示金利から引き下げが適用された金利です。

四国銀行では、新規借り入れと借り換えで金利が変わることはありません。

最大引き下げが適用された場合は、変動金利よりも固定金利のほうが低くなることが、四国銀行における金利の特徴と言えます。

四国銀行住宅ローンのメリットを3つ紹介

ほかの金融機関ではなく四国銀行で借り入れることに、どのようなメリットがあるのか気になっている人もいるでしょう。

四国銀行の住宅ローンを借りることには、大きく3つのメリットがあります。

四国銀行の住宅ローンのメリット

  1. 全期間固定金利が低い
  2. 借入期間が最長40年
  3. ローンプラザで住宅ローンの相談、申し込みができる

ここからは、四国銀行で住宅ローンを借りる3つのメリットについて詳しく説明します。

メリット1:全期間固定金利が低い

四国銀行が取り扱っている全期間固定金利の住宅ローンは、変動金利よりも低金利です。

変動金利は非常に高い一方で、全期間固定金利は他の金融機関と比較してもかなり低いことが四国銀行の特徴です。

全期間固定金利を選んだ場合、変動金利よりも毎月の返済額を抑えられることは、四国銀行で借り入れる大きなメリットでしょう。

毎月の返済額が固定となることで、将来の資金計画の見通しも立てやすくなります。

ただし、四国銀行で住宅ローンを借りた際は、保証料だけでなく借入額×1.1%(税込)の融資手数料が発生します

金利の低さだけに注目せず、保証料や融資手数料を含めた諸費用も併せてチェックしましょう。

メリット2:借入期間が最長40年

四国銀行では、住宅ローンの返済期間が最長40年以内と、長く設定することが可能です。

一般的な金融機関では、35年が最長の返済期間です。

同じ借入額でも、返済期間を長くすることによって、毎月の返済額を抑えることができます。

四国銀行で返済期間40年の住宅ローンを借りれば、毎月の返済負担を軽減しつつ、ゆとりを持った資金計画を立てられるでしょう

たとえば、返済期間35年で毎月の返済額が90,392円だった場合、返済期間40年にすることで毎月の返済額は81,660円になります(※)

※借入金額3,000万円、金利1.4%、元利金等返済

しかし、返済期間を40年に設定すると、借り入れ時の年齢によっては退職後も住宅ローンの返済が続く可能性があります

たとえば、35歳で返済期間40年の住宅ローンを借りた場合、完済時の年齢は75歳となり、退職後しばらくは返済が続くと予想されます。

メリット3:ローンプラザで住宅ローンの相談、申し込みができる

四国銀行のローンプラザでは、直接対面して住宅ローンのことを相談・申し込みすることができます。

住宅ローンは、基本的に借り入れる額が大きく、また契約内容も複雑です。

そのため、ネット上だけで手続きを済ませることに抵抗を感じる人もいるでしょう。

その点、四国銀行のローンプラザは住宅ローンをはじめ、マイカーローンや教育ローンなど借り入れに関する幅広い相談に対応しています

「ローン」について不明点や不安がある場合は、四国銀行のローンプラザに訪れてみましょう。

四国銀行のローンプラザは、高知市に2か所あります。

土日は予約優先制のため、事前に予約することをおすすめします。

ローンプラザ本店
住所 〒780-0834
高知県高知市堺町1-6
電話番号 0120-459-520
営業時間 【平日】10:00~18:00
【土曜】10:00~18:00
【日曜】10:00~18:00
【休業日】祝日
ローンプラザ薊野
住所  〒781-0011
高知県高知市薊野北町1-9-45 2階
電話番号 0120-459-266
営業時間 【平日】10:00~18:00
【土曜】10:00~18:00
【日曜】10:00~18:00
【休業日】祝日

四国銀行住宅ローンを借り入れる際の注意点

四国銀行で住宅ローンを借り入れることには、メリットだけでなく、デメリットや注意点も存在します。

ここからは、四国銀行の住宅ローンを利用する注意点と、その対策を説明します。

四国銀行住宅ローン利用時の注意点

  1. メガバンク、ネット銀行と比較して金利は高め
  2. 繰り上げ返済手数料がかかる
  3. 諸費用は安くない

注意点1:メガバンク、ネット銀行と比較して金利は高め

四国銀行の住宅ローン金利は、他行と比べると決して低金利とは言えません。

以下は、四国銀行・メガバンク・ネット銀行における、新規借り入れ時の金利を比較した表です。

金融機関 変動金利 固定金利10年
四国銀行 2.925% 1.300%
三菱UFJ銀行
0.475%

2021年03月適用金利

0.640%

2021年03月適用金利

新生銀行
0.450%

2021年03月適用金利

0.750%

2021年03月適用金利

自己資金10%以上

※四国銀行は2021年2月適用金利
※新生銀行の変動金利は変動フォーカス

上記の表を見ると、四国銀行の住宅ローン金利は、メガバンク・ネット銀行よりも高く設定されていることがわかります。

対策:総支払額を比較しておく

四国銀行の住宅ローン金利は他の金融機関より高いため、総支払額も高くなる傾向にあります。

なるべく安く借り入れたいなら、他の金融機関を検討することが大切です。

以下から返済のシミュレーションを行い、四国銀行とほかの金融機関の総支払額の違いを比べてみましょう。

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注意点2:繰り上げ返済手数料がかかる

四国銀行では、住宅ローンの繰り上げ返済を行うと、5,500~55,000円の手数料がかかります。

四国銀行の繰り上げ返済手数料は、金利プランや繰り上げ返済の金額によって変わります。

ネット銀行の多くは、繰り上げ返済手数料は無料です。

また、メガバンクや地方銀行でも、ネット経由の手続きであれば、繰り上げ返済手数料が無料になるケースもあります。

対策:繰り上げ返済が必要かシミュレーションする

現在は歴史的な低金利であるため、繰り上げ返済による利子削減効果は以前よりも小さくなっています。

したがって、低金利で推移している間は、無理に繰り上げ返済をせずに手元に余裕資金として現金を置いておくことも決して悪くはありません。

どうしても繰り上げ返済を行いたい場合は、他行の繰り上げ返済手数料を比較し、自分にとってお得な金融機関を見つけましょう。

注意点3:諸費用は安くない

住宅ローンを借りる際には、保証料や事務手数料などの諸費用が発生します。

四国銀行は、他行と比べると諸費用は安くありません。

以下は、四国銀行・メガバンク・ネット銀行の諸費用の違いを比較した表です。

金融機関 保証料 事務手数料 合計
四国銀行 801,600円 0円 801,600円
三菱UFJ銀行 0円 660,000円 660,000円
新生銀行 0円 55,000円 55,000円

※借入金額3,000万円/借入期間35年/元利均等返済の場合
※四国銀行の保証料は一括前払い型を選択
※新生銀行は変動フォーカス以外の金利タイプを選択し、安心パックなしの場合

上記の表を見ると、四国銀行の諸費用は、メガバンクと比べて約14万円、ネット銀行である新生銀行と比較すると約75万円高いことがわかります。

対策:総支払額を比較しておく

諸費用の金額は金融機関によって異なるため、お得に住宅ローンを借りたいときは諸費用も含めた総支払額をよく確認する必要があります。

もちろん、諸費用が低い金融機関が必ずしも自分のニーズに合う借入先であるとは限りません。

そのため、四国銀行と他行の総支払額も比較検討したうえで、金利や団信の保障内容、相談のしやすさなどから総合的に判断するとよいでしょう。

四国銀行住宅ローンの審査について

四国銀行が提供している住宅ローンの借入条件には、雇用形態に関する規定がありません。

そのため、諸条件を満たしていれば、契約社員・派遣社員といった非正規雇用の人でも住宅ローン審査に申し込めます

とはいえ、四国銀行は東証一部上場企業であり、メガバンクと同程度の厳しい審査基準を設けていると予想できるでしょう。

ただし、審査の厳しさについては、あくまでも参考程度にとどめてください。

借入要件の年収から考える審査の厳しさ

四国銀行が取り扱っている住宅ローン「ツインプラン100」の借入条件には、以下のような項目があります。

・勤続年数5年以上かつ年収(税込)400万円以上の給与所得者

(連帯債務の場合、債務者は勤続年数5年以上かつ年収(税込)300万円以上)

ツインプラン100は、建物取得費用の全額に加えて、諸費用として500万円の融資を受けられる住宅ローン商品です。

ただし、上記で示したように、ツインプラン100の借入条件には年収の規定があることから、勤続年数が5年未満・年収400万円未満の場合は審査が厳しくなると予想されます。

「ツインプラン」であれば借入条件に年収の規定がないため、年収だけで審査が足きりとなることはないでしょう。

審査のスピード

四国銀行で住宅ローンを借りた際は、審査の申し込みから融資の実行まで、約1か月の時間がかかると考えておきましょう。

四国銀行における事前審査の審査期間は約1~3日、本審査の審査期間は約7~10日です。

審査では、さまざまな書類の提出が求められます。

中には自治体への交付申請が必要となる書類もあるため、住宅ローンを借りるときは早めに準備を進めておきましょう

四国銀行住宅ローンの申し込み方法

四国銀行では、住宅ローンの申し込みを窓口でのみ受け付けています。

インターネットから申し込むことはできません。

以下は、四国銀行に住宅ローンを申し込む場合の一連の流れです。

ステップ1

近くにある四国銀行の店頭窓口やローンプラザで事前審査に申し込む

ステップ2

事前審査の結果が来たら、必要な書類を用意し、本審査に申し込む

ステップ3

本審査に通ったら、住宅ローン契約の手続きを行う

ステップ4

融資が実行され、指定口座に借入額が振り込まれる

まとめ

高知県最大の地方銀行である四国銀行は、全期間固定金利が変動金利よりも低く、最長40年の借入期間を設定できることが大きなメリットです。

借入期間を長期に設定すれば、毎月の返済額を抑えることができ、ゆとりを持った資金計画を立てられるようになります

しかし、四国銀行にはメリットだけでなく、デメリットもあります。

四国銀行で住宅ローンを借りたい人は、以下の注意点を理解し、適切な対策を講じるとよいでしょう。

注意点 対策
メガバンク・ネット銀行よりも住宅ローン金利は高い さまざまな金利プランで各金融機関の総返済額の違いを比較する
繰り上げ返済手数料が必要になる 借入金額を抑えることで、繰り上げ返済の必要性を低くする
諸費用が安くない 諸費用や団信の保障内容を含めて、他行とよく比較検討する

住宅ローンの借り入れを考えているときは、四国銀行以外の金融機関にも目を向け、さまざまな項目を比較検討することが大切です。

当記事で紹介した内容を参考に、自分のニーズに合う住宅ローンを見つけてくださいね。
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