ソニー銀行に借り換えるなら「変動セレクト住宅ローン」がおすすめ! 他プランとの違いやメリットを解説
低金利が続く今、住宅ローンの借り換えによって、多くの人が月々の返済額や総返済額を抑えることができます。
借り換え先を選ぶ際に、金利の低さや保障内容の手厚さから、ソニー銀行の住宅ローンを検討することがあるかもしれません。
とはいえ、実際に借り換える際には「どのプランを選べばお得なの?」「それぞれのプランはどんな特徴があるの?」といった疑問を感じますよね。
この記事では、ソニー銀行への借り換えで選べる3つのプランの特徴と、借り換えによるメリットを得られやすい「変動セレクト住宅ローン」について解説します。
※1:2011年~2019年発表
この記事の目次
ソニー銀行の住宅ローンは3種類
ソニー銀行の住宅ローンには、「変動セレクト住宅ローン」「固定セレクト住宅ローン」「住宅ローン」の3つの種類があります。それぞれに特徴があるため、申し込む際には自分の返済イメージやライフプランに合った住宅ローンを選ぶことが大切です。
ここでは、それぞれの種類の特徴と、どんな人におすすめなのかを解説します。
「変動セレクト住宅ローン」は返済額を抑えたい人におすすめ
「変動セレクト住宅ローン」は、借り換えによってとにかく返済額を安く抑えたいという人におすすめの住宅ローンです。
他の二つの住宅ローン商品と比較しても金利の引き下げ幅が大きいため、借り換えによるメリットを得られやすくなっています。
「変動セレクト住宅ローン」のメリット
- 金利の引き下げ幅が大きく、他の商品よりも低い金利で利用できる
「変動セレクト住宅ローン」のデメリット
- 借入時には「借入金額×2.2%」の手数料がかかる
なお、ソニー銀行の住宅ローンでは、「変動セレクト住宅ローン」と後述の「固定セレクトローン」を選んだ場合、借入時に「借入金額×2.2%」の手数料がかかります。
※「住宅ローン」のみ手数料は44,000円(定額)
ただし、トータルコストで考えると変動セレクト住宅ローンの方がお得になるケースも多いので、借入金額をシミュレーションしてみて、自分にとってメリットの大きい商品を選ぶといいでしょう。
「固定セレクト住宅ローン」は金利変動リスクを避けたい人におすすめ
「固定セレクト住宅ローン」は、固定金利(10年、15年、20年)の新規借入時の引き下げ幅が大きいのが特徴です。
「固定セレクト住宅ローン」のメリット
- 固定金利(10年、15年、20年)の新規借入時の引き下げ幅が大きい
- 金利変動によるリスクを抑えられる
「固定セレクト住宅ローン」のデメリット
- 固定金利の期間が終わった後に金利が上がる
- 借入時には「借入金額×2.2%」の手数料がかかる
固定期間は金利が変動するリスクがないのは安心ですよね。
ただし、固定期間が終わった後には金利が上昇し、返済額が割高になってしまいます。そのため、固定期間満了までに返済できる人におすすめの商品です。
なお、変動セレクト住宅ローンと同じく、借入時には「借入金額×2.2%」の手数料がかかります。
「住宅ローン」は借り換えの手数料を抑えたい人におすすめ
「住宅ローン」は、借入時の手数料が定額(44,000円)で、初期費用をおさえられるのが特徴です。
「住宅ローン」のメリット
- 借入時の手数料が44,000円(定額)
「住宅ローン」のデメリット
- 金利がやや高い
他の2つの住宅ローン商品の場合、借入時には「借入金額×2.2%」の手数料がかかるため、借入金額によっては手数料が割高になってしまいます。
その点、「住宅ローン」の手数料はいくら借りても一定のため、借り換えの費用をおさえるのは魅力的ですよね。
一方、金利は変動金利・固定金利ともに一定の引き下げ幅となり、「変動セレクト住宅ローン」や「固定セレクト住宅ローン」を選んだ場合より、金利の引き下げ幅が小さくなっています。
もし利用したい金利タイプがはっきり決まっているのであれば、他の二つの商品のいずれかを選んだ方が、より低い金利で借り入れることができるでしょう。
借り換えで100万円以上お得になることも
ここでは、最も金利が低い変動セレクト住宅ローンに借り換えた場合、返済額がどの程度お得になるのかをシミュレーションしてみます。
現在の住宅ローン | 借り換え後 | 差額 | |
---|---|---|---|
金利 | 1.3% | 0.507% 2021年04月適用金利 変動セレクト 借り換え/新規購入で自己資金10%未満 |
― |
毎月の返済額 | 94,680円/月 | 87,647円/月 | -7,033円/月 |
総支払額 | 22,723,192 円 | 21,650,233 円 | -1,072,959 円 |
※使用ツール:借り換えシミュレーション
借入金額2,000万円、残返済期間20年で借り換えた場合、借り換えにかかる諸費用などを支払っても、総支払額が100万円以上安くなるという結果になりました。
今後、金利が上昇しなかった場合、借り換えによって大きなメリットを得られることがわかりますね。
返済額が減るだけじゃない! 借り換えで得られる3つのメリット
返済額を抑えることができるのは借り換えの大きなメリットですが、ソニー銀行に借り換えるメリットはそれだけではありません。
ここからは、ソニー銀行に借り換える際の以下の三つのメリットについて解説します。
がん団信50が無料で付帯
ソニー銀行の住宅ローンでは、「がん団信50」という団体信用生命保険(団信)が無料で付帯します。
「がん団信50」とは、住宅ローンの返済中にがんと診断された場合、住宅ローン残高の50%が保障される団信です。
多くの金融機関では、こうした保障を利用する場合には金利が上乗せされるため、無料で付帯できることはソニー銀行の住宅ローンの大きなメリットといえるでしょう。
また、がんと診断された場合にローン残高の100%が保障される「がん団信100」に関しても、年0.1%の金利上乗せで付帯することができ、他の銀行と比べて低い水準となっています。
来店不要で申し込みから契約まで完結できる
ソニー銀行では、来店なしで住宅ローンの申し込み手続きを行うことが可能です。
手続きをすべてネットで行うことができ、相談窓口は土日祝日にも営業しています。
なお、申し込みにあたって疑問点や不安がある場合には、対面での相談も受けられるので安心ですね。
住宅ローンの仮審査は最短60分
住宅ローンでは、借り換えの際にも金融機関の審査を受ける必要があります。
条件によっては借り換えができない場合もあるので、審査結果はできるだけ早く知りたいですよね。
ソニー銀行では、住宅ローンの仮審査の回答が最短60分でわかります。(※)
※現在、新型コロナウイルス感染症対策のため、通常よりも手続きに時間がかかる場合があります。
まとめ
ここまで、ソニー銀行の3つの住宅ローン商品、「変動セレクト住宅ローン」「固定セレクト住宅ローン」「住宅ローン」それぞれの特徴と、借り換えによって得られるメリットについて解説しました。
今後、金利が大きく変動しないと仮定した場合、金利の引き下げ幅が大きい「変動セレクト住宅ローン」に借り換えると、返済額をより大きく抑えられる可能性があります。
また、返済額を抑える以外にも、ソニー銀行の住宅ローンへの借り換えには、以下のようなメリットがあります。
住宅ローンの低金利が続く今、自分に合った金融機関や住宅ローン商品を理解し、賢く借り換えをしたいですね。
なお、借り換えにおすすめな住宅ローンに関しては、以下の記事でも紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
2021年04月適用金利 変動セレクト 新規購入で自己資金10%以上 2021年04月適用金利 固定セレクト 新規購入で自己資金10%以上 2021年04月適用金利 固定セレクト 新規購入で自己資金10%以上 2021年04月適用金利 住宅ローン 新規購入で自己資金10%以上 2021年04月適用金利 住宅ローン 新規購入で自己資金10%以上
変動金利
変動セレクト住宅ローン 0.457% 当初10年固定
固定セレクト住宅ローン 0.550% 当初20年固定
固定セレクト住宅ローン 1.206% 当初25年固定
住宅ローン 1.590% 当初35年固定
住宅ローン 1.590%
保証料 事務手数料 繰上げ返済
手数料 無料 1. 固定金利:44,000円(税込) 2. 変動金利:借入額×2.20%(税込) 無料
審査期間 返済方法 来店 4週間程度 元利均等返済 不要 固定期間 借入可能額 対応地域 2~35年 500万円以上2億円以下(10万円単位) 全国
他の金融機関、特に店舗型の金融機関と比べ、金利が低く魅力的です。一定以上の頭金を準備することでさらに金利が低くなります。他にはあまりない特徴として、変動金利型を選択中、一部を固定金利型に変更でき、固定金利型の割合と期間も自由に決めることができます。