購入のきっかけは結婚が第1位!住宅購入に関する意識調査
執筆者: 中澤悠生 (ナビナビ住宅ローン編集部)
近年は住宅ローン金利が低く、家賃レベルの返済額で夢のマイホームを持つことができると広告でも目にすることが多くなりました。
でも実際に住宅購入を検討し始めると周りはどうしているのか気になりますよね。
今回、ナビナビ住宅ローンでは住宅購入を実際にしたユーザーを対象に、「住宅購入に関する意識調査」を実施しました。
気になるけれど知らないといった情報を年齢別・子供の有無で分けて紹介していきますので住宅購入の参考にしてみてくださいね。
調査サマリー
- マイホームを購入しようとしたきっかけ第1位は結婚
- 30代の60%は住宅購入の際に資産価値を考慮している
- 子供が居る層は戸建て購入が多い
【調査概要】
調査方法 | インターネットによる調査 |
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調査対象 | 全国にお住まいの30歳以上で住宅を購入した男女 |
調査期間 | 2019年10月28日~30日 |
調査エリア | 全国 |
サンプル数 | 425名 |
調査機関 | Fastask |
この記事を執筆・監修している専門家
ナビナビ住宅ローン編集部
住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。
この記事の目次
マイホームを購入しようとしたきっかけ第1位は結婚
まずは、年齢別でマイホームを購入しようとしたきっかけを聞いてみました。
全ての層で大きなきっかけとなっていたのは結婚です。出産がそれに並ぶ大きな理由となっており、家族を持つという大きなライフイベントが住宅購入に大きな影響を与えていることがわかります。
50歳~59歳では"転勤/転職が落ち着いた"が結婚に次いで大きな割合となっており、定年前に夢のマイホームを購入して落ち着いた老後生活を送りたいといった思いが感じられますね。
50代以降は購入にあたって資産価値を考慮しない傾向がある
次に住宅購入にあたって資産価値を考慮したかを聞いてみました。
30歳~39歳では60%の人が資産価値を考慮しているとの結果になりました。
転勤や転職などがまだ今後のライフプランで考えられる為、売却も頭に入れての購入という事がわかりますね。
一方でキャリアに落ち着きが出てきた50代では資産価値をあまり考慮しなかったという結果になっています。
売却せず購入した家に住み続けるという考えの人が多いようですね。
住宅を購入するまでに見た物件の数は4~6件
では、住宅を購入するまでにどのぐらいの物件を見たのかを聞いてみました。
どの年齢層でも4~6件が多い結果となりました。1件しか見ていないという人は全体の10%以下となっており、住宅という大きな買い物では
複数の物件を比較しながら慎重に決めているようですね。
子供の有無で購入する物件のタイプは変わってくる
最後に購入する住宅のタイプは子供の有無によって違ってくるのか調査しました。
子供有りの層は注文住宅が多く、子供無しの層はマンションが多い結果となりました。
建売販売もわずかながら子供あり層の方が多いため、子育てを考えた時にはマンションではなく、戸建て選ぶ家庭が多い傾向がありますね。
マンションの場合、子供の泣き声によるトラブルや万が一の転落事故などのリスクを考えて敬遠する人も多いのかもしれません。
まとめ
今回は住宅購入に関する意識を年齢・子供の有無で分けて調査してみました。
それぞれの属性によって住宅購入に対する意識は違ってきましたね。まとめると
- 50代は住宅に資産価値をあまり重視していない
- 住宅を購入するまでに見た物件の数は4~6件
- 子供が居る層では注文住宅を購入する傾向がある
といった内容になりました
周りが住宅購入の際にどうしているのかといった事は気になる要素ですよね。ただこの結果を鵜吞みにして「周りはこうしているから自分もこうしよう」といった決め方は避けましょう。あくまで参考程度にとどめておき、自身のライフプランに合わせた住宅購入を行っていくことが大切ですよ。